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Photo by
voice_watanabe
カードローン地獄の顛末
カードローンの限度額は50万円でーす
銀行員のおねえちゃんが言った言葉は嘘ではなかった
50万円借り切ってしまった
ところが不思議なことが起こる
月末になると返済として1万円が引き落とされる
するとお借入可能枠が1万円と表示されるのだ
給料が入るとそこから1万円引き落とされる
給料日前になると金欠になり1万円借りる
そうカードローンは返済総額が50万円ではなく
あくまで借りた額が50万円になるまで無限ループするのだ
このまま1万円ずつ返し続けたとして50回で払い切るわけではない
利子はそのまま膨らみ続ける
恐るべき複利の効果
返し切るまでが70回なのか100回なのか見当もつかない
金利が15%だったとしても78回返すのだ
結論から行くとカードローンは借入限度額が決まっているこの仕組みが
ある意味サラ金よりマシだ
なぜならサラ金は期限までに返さないと新たな借入先を紹介し
そこは利率もさらに高く
債務者は心もやられているから100万円借りればいいところ
120万円借りてしまうのだ
これがサラ金地獄
サラ金なんて言葉ももう無くなったな
僕はちょっとだけ増えた給料で生活できるようになったころ
ボーナス2回使ってなんとか完済した