kei

本当にあったことをちょっと盛って描くのが好きです

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カードローン地獄の顛末

カードローンの限度額は50万円でーす 銀行員のおねえちゃんが言った言葉は嘘ではなかった 50万円借り切ってしまった ところが不思議なことが起こる 月末になると返済として1万円が引き落とされる するとお借入可能枠が1万円と表示されるのだ 給料が入るとそこから1万円引き落とされる 給料日前になると金欠になり1万円借りる そうカードローンは返済総額が50万円ではなく あくまで借りた額が50万円になるまで無限ループするのだ このまま1万円ずつ返し続けたとして50回で払い切

    • カードローン地獄にはまる?

      カードローンについての考え方 月末になるとやはりお金はなくなる 月末になると引き落とされるのは1万円だ あれ? 2万円借りても月末に払うのは1万円じゃん そうなったらおしまいだ 3万円ずつ借りて家計の足しにするようになった お察しの通り限度額の50万円に近づいてくる でも正直いうと本当に助かった 月収10万円台の若者にとって3万円は生きる力になった でもいつか借りられなくなる日がくる それはわかっているのだけど

      • カードローン地獄?にはまる

        就職したが生活は全然楽にならない そのころは景気もすっかり冷え奢ってくれる人もいなくなっていた 行員のおねえちゃん (自動でカードローンおつけできますよ限度額は50万円でーす) (月々の返済は1万円、月末に口座から引き落とされます) うーん 借金だ でも20日頃になるとすでに財布の中には千円札しか無くなっていた そもそも家賃、光熱費、諸々を払うと1週間に使えるお金は食費も込みで1万円ちょっとだったような気がする 実家から持ってきた車の維持費もバカにならない いつも

        • 就職して上京、カードローン地獄にはまる

          1993年何とか大学卒業上京した 北の大地も物価は安く暮らしやすかったがまあしょうがない 初任給は手取りは15万円くらいちょっと特殊な職種なので一般の大卒より安かった でも自分では全然なんとも思ってなかった だって友達で10万円をこえる仕送りをもらっている奴なんて滅多にいなかったから 同級生の3割くらいは仕送りゼロ 授業料免除の発表は、留年の発表より盛り上がっていたくらいだ やっと自力で生活できる そんなふうに思っていた ところが15万円では足りないんだ 社会人

          億り人の山あり谷あり谷あり投資履歴

          有名証券会社のセミナーに行く その2 それでは今回の推奨銘柄ですが おじさん おばさんたち やおらにシャキーンと目を覚ます 講師のおじいちゃんもったいつけながら 〇〇製鉄、〇〇証券 これからは日本の鉄が 世界を制する!! 後これは私があるスジから得た情報です 〇〇商事 詳しいことは言えませんが南米で大きなプロジェクトを密かに進行中ですう おばさんたち 必死にメモを取る パワポなんてない OHPシートだ (わかる人いるだろうか) サッとしまわれてしまう そ

          億り人の山あり谷あり谷あり投資履歴

          おばさまと一緒に株式投資セミナーへ行く

          せんせ 株のセミナーがあるの 一緒に行ってみない? バイト先のお母さんに誘われる 時は1989年 天皇崩御があったがまだまだみんな株でいけると思っていた NTT株当たらなかったのよ 今度担当変えてやるわ 奥さん鼻息バリバリに熱い 雪国のセミナー会場そんなに広くなかったが熱気満々だった 年齢はみんな40代くらいか 支店長代理とかの挨拶の後 講師と呼ばれるおじさんが登場 なんと加えたばこだ あの頃はそんな時代だった なんなら隣の奥さんもキャスターをプかーっとお吸いになっている

          おばさまと一緒に株式投資セミナーへ行く

          ペンキ塗りバイトに大ハマり

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた part9 相変わらずお金はたまらない さまざまなバイトに精を出していた とても楽しかったバイト ニシザワ工芸 この会社も検索しても出てこなかった テレビ局などに大道具を搬入している会社だった 社員さんも社長も奥さんもみんないい人だった それよりなにしろこの大道具作りが楽しくてたまらなかった 〇〇時間テレビなどの黄色い壁はほぼ僕が作った 黄色いペンキまみれになり 夏休みに大学へ課題を持って

          ペンキ塗りバイトに大ハマり

          引越しバイトリーダー

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた part8 引越しバイト 2回目に行ったバイトは本当に一切の肉体労働はなかった 大型の引越しについて行き 他のバイトさんをけしかけ(いや励まし) 逃げないように見張り 時間は相変わらずかかったが他人に働いてもらうことでお金がもらえた また15000円 極めつきは釧路という最果ての地に荷主さん家族の運転手となって2日間かけていくというなんだか分からない仕事だった (学生さんですか、「よ

          引越しバイトリーダー

          引越しバイトの顛末

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた part8 なんと意図に反してチームワークが取れてきたブラック引越しバイトチーム 今検索してもその会社出てこないから間違いなく廃業したんだろう なにしろ客には保険かけているって言ってバイトに壊したら直せと言っている コンプライアンスなんて言葉ない時代だが違法だ ただ仕事が回ってくると社員さん 実は気の合う人だとわかってきた うらなり君も心なしか嬉しそう ただ運転手のおっちゃんは相変わらず

          引越しバイトの顛末

          ヤンキー社員と胸ぐらを掴みあった どうする

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた part7 人生で大切なもの3つ お金 知人 歯 お互いに胸ぐらを掴み合った僕とヤンキー社員 言っておきたいが僕はケンカなんてからっきしだめだ 人を殴ったこともなければ殴られたこともない ただ元水泳部なので握力だけはメチャクチャある なんでこんなことしたかといえば やめるなら今しかない と思ったからだ このバイトは成立していない このまま5件の引越しを終えるのは不可能だ ここでバイト代

          ヤンキー社員と胸ぐらを掴みあった どうする

          ブラック引越しバイトにはめられる

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた part6 1日1万5千円のバイトにはやはり裏があった (おうバイトさんこれ今日の予定ね) 引っ越し5件!! 終わったら解散だから 市内だからそんなに移動はないから ええええええ! やられた。あると思うなバイトの2日目とはこういうことか メンツを見てみる 社員さん(ヤンキー、僕と同い年くらい) 運転手さん(背中曲がった不気味な男) バイト1(明らかにうらなり) 僕 8時から一件目、単身の

          ブラック引越しバイトにはめられる

          お金になるバイトはないかしら

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた part5 バイトだバイトしかない いつもお金がなかった 1988年世の中、景気がよかったようだが末端の学生に そんなものは無縁だった 僕の住んでた街の最低時給は410円 ちょっとおしゃれな店でもそんな値段でみんな働いていた 日給1万5000円 びっくりする額だった 引越しのアルバイトだという 引越し作業と書いてあったからそれ以上のことはないのであろう このバイト代くれるんだったらゾウでも

          お金になるバイトはないかしら

          パチンコ ブ⚪︎ボーキングダム

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた part4 ギャンブルで一攫千金? 情報を制するものが賭け事を制する keiちゃんいい話があるんだ 悪友から声がかかる。 当時はパチンコ、スロットの黎明期。雑誌や口コミで攻略法などを仕入れるのが勝つための王道だった この機械にも決定的な攻略法があり 当たってしまえば体力と閉店時間だけが課題 自分の両側にドル箱が積み上がることもあった 当然そんなことはすぐに知れ渡り まず駅前のパチンコ屋で

          パチンコ ブ⚪︎ボーキングダム

          松本亨の株式必勝学

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた part3 当時は世間が株の話で持ちきりだった 松本亨の株式必勝学 楽しいゲームだった お金はなかったのでこのゲームをやりこんだ 新聞、怪しげな裏情報、ひどい時は負けのショックを和らげるためのLSDなど 子供は生まれるが、奥さんには逃げられ この頃のゲームはよくできていた 三国志。ドラクエ、FF、 実生活でもオグリキャップが駆け抜け NTT株は狂乱し 住宅の抽選にお父さんたちは一喜一憂して

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          土下座をする二人の男

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた part2 土下座をする2人の男 人生で大切なもの お金 人脈 歯 #お金について考える 当時僕は大学生だった。まわりみんなそうだったがお金を持っている奴なんて全然いなかった。 同級生の1/3くらいは仕送りゼロだっと思う。 昭和の終わりなんて世の中バブルだって言っていたが地方にはそんなもの微塵も感じる雰囲気ではなかった。 その中で唯一高額のアルバイトが稼げるのは家庭教師だった 授業より

          土下座をする二人の男

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた 人生にとって大切なもの1、お金 2、友人知人 3、歯 間違いない、命なんてみんなひとつしかないがこの三つは増えたり減ったりする 35年かかってまあ億り人になった 僕のお金を増やす方法は全ての投資に対してアクションすることだ 株、ギャンブル、不動産、先物取引、投資信託、オプション取引、FX、借金 一口馬主、アルバイト、給料、 ほぼ全て経験している あえて言えば貯金はしていない する暇がなかった

          35年かかってなんとか億り人達成、1988年に見たあの光景が僕に何かを感じさせた