INSECT(昆虫)Card ZINE の製作本番 3 毛萱街道活版印刷製本所/小熊 2020年5月6日 05:43 前にも紹介しましたが例年(昨年不参加)、この時期は盛岡にあるアートギャラリー Cyg が主催して行う「ART BOOK TERMINAL TOHOKU」(通称 ABTT 220)に作品を出品しております。最近は友人の漫画家とコラボしたカードをフランス綴じした本の作品を出しています、毎年テーマがあるのですが(2016年はロボット、2017年は怪獣)、今年は昆虫です。これが友人のイラストです。 それをパソコンにスキャンして白黒の二色のデータにフォトショップで修正します(データ変換にちょっとコツが入ります)。それを更にイラストレーターのデータにします(ただ単に貼り付けるだけですが)。亜鉛版の作製はいつも真映社さんにお願いしています。こんな感じで後ろ向きに送られてきます。 できあがった亜鉛版凹凸の深さは1mmにしています。 真映社さんから送られてくる亜鉛版に付いている確認用の印刷したもの。綺麗です。ここまできれいに印刷できればいいのですが、ちょっと私の今の技術ではムラがあるかな。 メタルベースに貼るのは、専用のシールなどではなく、そこいらで売っている両面テープです。銘柄は選びません。ただ、後で剝がすのに、剝がしやすいそれ専用のものがあるのだろうと思っていますが、近くで手に入る安いもので十分です。 メタルベースに貼った亜鉛版。メタルベースは五号サイズのもの(倍数)で、活字と相性がいいです。メタルベースはお世話になった活字の印刷を辞めた印刷所から大量にいただいたものがあります。 ZINE の文字の部分は版を活字で組みます。表紙、中表紙(表紙と兼用)、昆虫の名称等、奥書となるものなど。 これは登場する昆虫の名称です。Android人間ならぬAndroid昆虫です。 昨日一日中かかって、印刷をしました。さすがに疲れた。 勢揃い、これから表紙を印刷し、製本作業に入ります。この連休で終えようと思ったのですが、無理っぽいです。 #昆虫 #zine #活版印刷 #凸版印刷 #毛萱街道活版印刷製本所 #亜鉛版 #アートギャラリーcyg #InsectCardZINE 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート