持ち運び用活字ケースの紹介

画像1 以前イギリスのプライベートレタープラスの方から購入した活字ケースです。ケースの表には、注意書きが書かれており、こちらの側を上にしてケースを開けなさいと書かれています。
画像2 その理由は、中に活字が文字毎に入っているのです。裏側から開けるとこの活字がこぼれ落ちるということになります。
画像3 蓋の裏側です。全部に羊毛でしょうか、クッションが敷き詰められており、これで活字のを区分している枠を押さえて縦横動かして持ち運んでも活字が枠からはみ出さないようにしています。
画像4 縦に置いて仕舞っても問題ないです。持ち運びは、スーツ入れ程度の物であれば、すっぽり入ります。イギリスのプライベートレタープレスの方は、色々な工夫をして活版印刷を楽しんでいたのですね。まあ、文字数がアルファベットの26文字の大文字と小文字、それに約物があれば事足りるので、こういうことになるのですが、日本語の活字となるとそうはいきません。

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