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【life】なんとなくで認識していることを理解してみた~税金編~

先週末、衆議院選挙があった。
選挙権をもらってから欠かさず投票に行っているのは、「せっかく税金を払っているんだから正しく使ってくれる人に政治家になって欲しいじゃない」という思いからだ。
しかし今回初めて「はて、税金は結局どこに使われているのだろう?」と疑問に思った。

なんとなく「医療とか年金とか、道路作ったりだろう」とは認識していたけれど、それがどこにどれくらい使われているかを調べてみたことがなかった。もはや遠い記憶の彼方の学生時代に学んだはずなのだが、全く覚えていない。

最近テレビは子どもたちに占拠されEテレしか見られないので、ニュースは手が空いた時のネットニュースかポッドキャストで聞くくらい。自分の興味がある方面の情報しか入ってこない反面、子どもたちから「どうして雨は降るの?」「どうして夜が来るの?」など一般常識の範囲なのに答えが合っているかどうか不安になることがある。
たぶんこれからどんどんこういった質問が増えてきて、答えに窮したり一緒に調べることになるだろう。

そんなわけで今のうちに気になったことは調べて、自分の言葉で伝えられるように理解しておきたいと思った。

税金の使い道1位は健康や生活を守ること

公的な情報でわかりやすかったのは国税庁のHP。

詳細はHPを見てもらうとして、一番税金が使われているのは社会保障費で医療や年金、介護など生活者の健康やくらしを守るところだ。
「税金払うばっかりで全然恩恵を受けていない」と思っていても、病院に全くいかない人はいないだろうから恩恵0ではなさそう。また子どもがいる家庭にとっては子どもの医療費が無償だったり自治体では、そこでも住民税などが使われているはず。

それ以外では道路などの公共事業、学校などの教育・研究費、子どもたちが大好きな消防士さんや救急救命士さんを始め公務員の方のお給料などなど。
支払う税金の額にばかり注目しがちだけれど、身近なところで使われている税金はたくさんある。

「税金は社会の会費」というのにも、なるほどなと合点がいった。

どうする?わが子たちの未来

税金の使い道を理解したところで「これは子どもたちの未来は大変だ
」と改めて認識した。
税収が減る一方で社会保障を必要とする人は増え続ける。
しかも人生100年時代と言われて、健康で100年生きられればいいけれどそうはいかないだろう。
今すぐできることは変えられることは見当もつかないけれど、子どもたちに「お母さんなにやってきてくれたんだよ」と未来に言われないようにはしたい。

毎日に忙殺されていると「そんな先のことなんて考えていられないよ!」「足元のくらしで精いっぱいだよ!」と言いたくなるが、うすらぼんやりと認識していた社会の課題を主体的に調べて理解したことで自分事化された感がある。

おかげで選挙の投票も納得してできたし、これから見るニュースもエンタメだけじゃなくなりそうだ。
いきなり大きなところを変えることは難しくても、自分の足元でできることからコツコツと。

「お父さん、マネーミーティング今度いつやるの?」と長男さんちゃんが、今朝夫氏に声をかけていた。
まずはわが家のマネーミーティングで、払っている税金がどのくらいでそれは何に使われているか話してみよう。

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