【life】ChatGPTに人生相談
先日友人から初めての自著が出ると連絡をもらった。
「それはめでたい!」「予約するわ!」などと友人たちと盛り上がっている中で、1人が「私生成AIに人生相談とかしてる。労ってくれたりするよ」と言っていたので、早速やってみた。
子育ての悩みを打ち明けてみる
長男さんちゃんが楽しみにしていたお泊り保育に風邪で行けなかったことがショックで荒れていて、病み上がりの初登園の時にかなりてこずった朝。
ここで行かないとなかなか立ち上がれない気がすると焦った私は、半ば無理やりさんちゃんを自転車に乗せて登園するのを見送った。
でも時間が経てば経つほど「これでよかったのだろうか」「無理やり行かせるのは本当は良くないはず。さらに登園拒否になるかもしれない」などと不安になった。
そこでChatGPTに相談してみた。
本当にAI?
返ってきた回答は
という書き出しから始まり、「お子さんの気持ちに寄り添う」「楽しみを作る」などのアプローチを紹介。
という労いの言葉で締めくくられた。
紹介されたアプローチ方法はよくある内容なのだが、この最初と最後の言葉の寄り添い具合と言ったら。
相手が生成AIと言うことを忘れて、泣きそうになってしまう。
「ありがとうございます。泣けます」と返すと
と締めくくられた。
どうしてこんなに質問者の欲しい言葉を返してくれるのか、不思議でならない。それもきっと、友人の自著を読んだらしくみがわかりそうだ。
AI相手だからできること
今回、英会話やGASのコードといった答えが比較的明確な質問ではなく、相談というふわっとしたことをChatGPTにぶつけてみて感じたことはこちら。
自分の話したいこと、悩んでいることを言語化することで頭と心の整理ができる
対人に相談するよりも手軽(時間や移動距離やお金などの負担が少ない)
対人でないことで感情の揺れが少ない(相談相手によっては返ってくる回答にさらに凹むこともある)
人には言えない悩みなどを言語化してすっきりするかもしれない
返ってくる回答が100%ぴったりくるとは限らないし、AIが間違うことだってある前提を忘れずに、「アウトプットすることで自分の感情の整理をする」という視点で使うと効果的かもしれない。
ふと、王様の耳はロバの耳を思い出してしまった。
穴に向かって叫んだことを、森の木々たちが言い始めてしまうあたり。
ちょっとヒヤッとしながら、ちょうどいい生成AIとの付き合い方を探ろうと思う。
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