コンサルティングの認識違いあるある
コンサルティングの認識違いあるある
以前からそれは「コンサルティング」ではないですよ!と心で思うことが本当に多いので社内共有もかねて本日はコンサルティングの認識違いについて
そもそもコンサルティングサービスとは? 弊社の考えとしては「課題を解決する為に構造分析と実行方法を示す」という定義です。
※ちなみに弊社はコンサルティング会社ではなくマーケティング会社です。
では
よくある認識違い1つ目
プランニングとの混同 「コンサルタントにアイデア求めたけれど全然良いアイデア出してくれない」 そもそもコンサルタント(コンサルティング)はアイデア創出の仕組み作りが業務範囲。課題を分析して選択肢の提示なので企画を作るのは広告代理店やPR会社のプランナーの役割です。 ちなみにプランニングは複数あるプランから最適なものを提案する仕事です。
よくある認識違い2つ目
アドバイザリーとの混同 「コンサルタントに意見をもらいながら企画を進めています」 こちらは経験・知見からアドバイスをしているのでコンサルティングではないです。 最近流行りのスポットコンサルも厳密に言えばスポットアドバイザリーもしくはインタビュー調査への協力が正しいかと思います。
よくある認識違い3つ目
顧問(営業支援)との混同 「コンサル契約したのに全然、見込み客を紹介してくれない」 こちらはコンサルティングではなく営業支援や営業代行の領域になってくるかと思います。
よくある認識違い4つ目
プロデュースとの混同 「コンサルの言う通りにしたのに上手くいかない」 そもそもコンサルタントが◯◯するべきや手法についてクライアントに求めることはありません。 実行方法まで求めるのはプロデュースの領域になっていきます。
よくある認識違い5つ目
ティーチングとの混同 「コンサルタントに教えてもらって上手くいきました」 コンサルティング業務に教えるという概念はありません。手法を教えるのはコーチや講師の役割です。
コンサル・コンサルティングという言葉は抽象的で使いやすいので安易に多用してしまいがちですが 本来の意味、作業工程/プロジェクトマネジメント、アウトプットの品質を知っている側としては なかなか気になってしまうところです。。。
最後に弊社はヘルスケア領域に特化したB2Bマーケティング会社になります。
B2Bマーケティングとは企業と企業の取引を拡大する為の活動支援ですが 特に得意としているのが新規事業開発におけるマーケティング支援です。
会社(事業部)として目指す事業モデルを見える化してマーケットの選定、仮説検証や実証実験でビジネスモデルとして成立するかを調査していきます。
ちなみに上記サービスはマーケティング調査の受託でコンサルティングサービスではないです。 結論的には戦略コンサルティングファームが提供する課題解決の為に必要な多面的な客観データの整理と実行シュミレーションの予測モデルが本来の「コンサルティング」になると考えています。
弊社もボストンコンサルティング出身のコンサルタントにプロジェクト構成や実行モデル、最終アウトプット(納品レポート)のクオリティチェックしてもらい コンサルティングファームが提供する品質と遜色がないとの評価は頂いてますが ヘルスケア領域の専門性とマーケティング調査という特定分野に限定しているので コンサルティング会社ではなく特定領域のマーケティング会社の方が正しい理解かなと思っております。
余談 直近の新規事業開発領域でのマーケティング受託ですが
売上8兆円企業のマーケティング支援
新規事業基礎定義 市場調査
ビジネスモデル設計
インタビュー調査
→ 指名受注(新規)
売上2千億企業のマーケティング支援
新規事業基礎定義
ビジネスモデル設計
市場調査設計
→ 15社コンペ 受注
売上1兆円企業のマーケティング支援
新規事業基礎定義
ビジネスモデル構造分析
協業実行プラン設計
ニーズ調査
→ 複数社コンペ 受注
ナショナルクライアントからの指名受注 コンペになっても受託する確率が高くなってきました。
今後はマーケティング事業部の強化として
社内メンバーの拡充
外部コンサルティング会社との連携
など専門性の強みを活かしながら事業拡大に取り組んでいきます 。
マーケティング事業に興味ある方は
株式会社Keep up
BtoBマーケティングコンサルタント募集
https://keepup-co.com/adoption/