見出し画像

ひとりで見る夢は夢でしかない、しかし誰かとみる夢は現実だ

オノ・ヨーコ氏の言葉

私が好きな言葉です。

これは、世界の平和を願って活動してきたジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻の歩みの中で出てきた言葉だそうです。

一人で夢をみて苦労しながら活動していたジョン氏が、オノ・ヨーコ氏と出会って元気をもらい、新たな道を拓くことができた。


これって凄くスタートアップの世界に通じるのでは!と思ってしまいます。


私は、ソーシャルアントレプレナーとして株式会社を数社、社会福祉法人を創業してきました。(狙って何度も起業したわけではありませんが結果そうなりました)

起業家は一人では何もできません。起業家は夢を話し、賛同する仲間を増やしていき、その賛同した仲間と共に夢(事業)を実現(現実化)させていく。

一人で想像し、夢見た世界が、仲間が増えていく事により現実(具現化)していくことになります。

私は、以前からこの言葉は、スタートアップと一緒だなぁと思っていました。

新型コロナウィルスの影響で、世界でたくさんの方々が命を落としています。日本、いや世界規模で経済に与えた損失は計り知れません。安倍首相が緊急事態宣言を発令しました。経済より命を優先するのは当たり前。私は、いくら経済が落ち込んでいても、生きてさえいれば立て直すことはできると信じています。

画像1

さて、私は現在介護系アプリを開発しています。

一言でいうと、

「高齢者や障がい者の移動を、より簡単に」

できるようにするものです。高齢者や障がい者、その家族の移動に関わるストレスを減らしたいと考えています。

今後日本は独居高齢者が増加していきます。障がい者家族の老障介護問題もあります。さらに移動手段がないという理由で身体的に衰えている状態にありながら免許を返納せず運転し、居た堪れない事故を起こしているケースも散見されています。

私は、そのような社会課題を解決していくのにtechnologyは必須になると考えています。

介護、福祉業界をtechnologyを使って変えていく。

そして、介護で困っている人たちを笑顔=幸せにしたい

我々のミッションとビジョンです。

もちろん、user(利用者様)や働く介護士のため、そして介護が必要な人を抱える家族のために必要だと思っているからです。

時として、介護のストレスは大切な人を傷つけます。それはなんとしても避けなくてはいけません。

私はいままで、介護施設や介護事業所を経営してきた中で、なぜこの課題があるのに解決する方法はまだないの?って思う場面が多々ありました。

じゃぁtechnologyを使えばもっと簡単にできるんじゃない?じゃあサービスを提供する前に開発しなきゃ、エンジニアいないな。誰かいないかな・・・。という感じで色んな人たちへ困っていること、これからやりたいことを話していきました。そして、自分の夢を人前で話すことを繰り返ししていくと、賛同してくれる仲間が一人、また一人と増えていきました。現在、お陰様で既存の介護事業をしている会社、社会福祉法人、スタートアップの会社は素晴らしい方々が集まってくれています。私一人では何もできなくて叶えられない夢は、少しずつではありますが、徐々に現実になってきています。今後もその仲間たちと一緒に私が思い描いた夢を叶えることができると信じています。

誰かと一緒にみる「夢」は、知恵と情熱と勇気を与えてくれます。それが結果として現実になっていくものと思います。

いまの現状はとても暗く、悲しいことばかりかもしれません、しかし、禍福は糾える縄のごとし。いつか必ず良いことがあります、悪いことばかりが続くわけがありません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?