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定時退勤はかっこいい 2

ちょっと前に大好きな映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を見ました(テレビの再放送)。
ご存知の方も多いと思いますが、1985年を現在点として、その30年前(パート1)、30年後(パート2)、そして130年前に(パート3)タイムスリップするお話です。
子どもの頃に見たときは、こんな未来がくるのかなーとわくわくしたその時が…もう8年も過ぎてる!
「SF作品は未来をつくる」と聞いたことがあるのですが、まだ空に道ができるほどではなくても空飛ぶ車が現実になり、ファン付きの服ができたり、音声で電化製品を操作できたりして、実現してるものが多くて驚きと感心の連続でした。

話を本題に…
単発でと思って書いた記事「定時退勤はかっこいい」は、約1ヶ月前に投稿したのですが、その割にビュー数が多いので、関心が多い話題なのだと思いまして(ハッシュタグのおかげもあるでしょうが)、パート2を書くことにしました。

バック・トゥ・ザ・フューチャーのパート2みたいには面白くないかもですが、最後までお付き合いください。

わたしにとって6月というのは、誕生月というめでたいはずでありながら、どうやら季節柄もあり、調子を崩しがちな月のようです。教師の中では「魔の6月」というくらいなのでしんどい時期ではあります。
わたしは今年の6月から「書く瞑想」を再スタートしています。これは、自分の放電(エネルギーを下げた出来事)と充電(エネルギーをためた出来事)を記すデイリージャーナルを基本とした習慣化の書籍(書く瞑想 著 古川武士)を読んでやっている実践です。
以前1回チャレンジして挫折したものを振り返ると、同じく6月にはじめて、そして止めていたので「6月ってしんどいだな」と感じたのでした。

調子が悪く、なんとかしたいけどしんどい…というときにとりあえずやってみた「書く瞑想」。
それが今、自分の働き方改革につながってきたので記事を書くことにしました。

今年は1ヶ月毎日、デイリージャーナルを続けることができ、先週末にその振り返りをする5つのワークをやってみました。
いろいろ省略しますが、結果たどり着いた自分の行動目標が
・朝、5:30に起きれるように目覚ましをかけること
・退勤時刻を見える化すること
でした。
(たいしたことないと思われる方もいるかもですが、行動、習慣にするにはひくーいステップの方がいいのです)

それが、功を奏して、
今までほぼ毎日19:00近くまで働いていたのが、
この学期末の忙しい時期に、早くて16:30(休暇一時間)、遅くても18:00には余裕をもって帰れるようになりました。もちろん、担任としての業務、教務主任としての業務、同僚とのコミュニケーションを行った上です。

デイリージャーナルを通じての気づき「自分の大切にしたいこと(充電)」が、
・家族の笑顔(健康、ご機嫌、コミュニケーション)
・自分の笑顔(健康、機嫌よくいること)
・仕事での達成感や有用感
でした。
そのためにどうしたらよいか考えたら、やっぱり「なるべく早く帰ること」でした。

時間的な余裕をもつこと(家事育児をする)、環境を整えること(片付ける、そうじする)、家族とコミュニケーションをとること…
のためには、早く帰宅することがマストです。

そして、そのために
朝にデイリージャーナルを記し、一日のToDoを整理するための早起きが欠かせません。
そこで、目覚ましをかけて確実に起きることにしました。
また、
わたしは、目標を決めて書き記すと忘れてしまう(例えば、いやなことを書くとスッキリ忘れる。でも、大事なこともメモすると忘れちゃう)という特性があるので、退勤時刻を決めるだけでなく、ちゃんと見える化(机上に書いたものを置く)することにしました。

朝の早起きは、概ね成功。
そして、退勤は3パターン(16:45、17:30、18:00)用意して仕事の量に合わせて、朝机上に貼り付けることで意識して帰れるようになりました。平均して17:30が多い感じです。

まだ、「かっこいい定時退勤」には届かないし、
自分はあんまりそこまではこだわってはいないので、17:30退勤が安定して保てればと思います。

今後の見通しとしては、たぶん10月くらいまではいい調子でいき、秋の行事が始まると崩れやすくなると思うので、そこでどうするかといった感じです。

「書く瞑想」、早めの退勤の習慣化にチャレンジしていて思うことは、働き方改革を進めるには、定時退勤が目的でなく、ちゃんとライフに目的があることと思います。
ワークも生きる上では欠かせなくて、それが人生の喜びであることはすてきなこと。だから、仕事をして達成感をもつことも否定はできないし、教師の仕事ってそういう面が大きいと思います。ただ、それがライフに侵食して、大きすぎる疲労感や負担感、無力感に押しつぶされてしまってはバランスは保てません。
自分は、何をすることに喜びを感じ、何を大切にして生きていきたいのか
という納得感で、ワークとライフのバランスがとれていることがポイントかなと考えています。

今回は、ざっくりと自分なりの働き方改革へのチャレンジを記しましたが、たぶん同じ教師でも、立場や考え方、ライフスタイルなど、様々な要因でやることは変わってくると思います。
(ちなみにわたしは現在、現任校に所属して12年目(長すぎ!)、今年から教務主任、3年生担任(空き時間週3-5時間)、小学生の息子が2人…というような感じです。参考までに)

教師の働き方改革は、連載中の「子どもが主役になる授業づくり」同様、答えのない挑戦だと思います。
今後も悩み続けます。そして、挫折しそうな秋頃にパート3を書きたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!感謝!