映画館
コロナ禍で、新作映画の公開が延びている。
今まで、感染症予防して生きてきても、世の中は普通に映画公開されていたから、自粛生活しながらでも『映画は公開されてる…』そういった感覚を初めて自粛生活のような暮らし方をする人にも普通に味わってもらえたら、この閉塞感は少しはマシなのに…。とたまに思っていた。
製作費の回収にならないのはわかっている。
以前は普通にしていた、映画館で観て、パンフを買うか?グッズを少し…テレビで「地上波初!」なんてCMを見ても、『あ、こんな昔の映画か』とどれも思っていた頃。。
そうしていた過去でも、きっと興行収入にはさほど貢献していなかった。
身体を守るように生活し始めて、それでもいくつかは映画館で鑑賞した。普段、タブレットやテレビの画面で観て十分満足だと思っていても、やはり、観に行けたものはどれも、映画館で鑑賞出来て良かった💓 それ以外、観たい映画は全部、登録してるサブスクで配信されるのを待つか、地上波初放送待つか…(だいたい地上波初放送のタイミング期間限定であってもサブスクで見られるようになる)
で、どうやって観ていたか、というと…
まず、マスクは必須。売店は利用せず。空いてる時間、曜日を狙うこと。席はもちろん一緒に行く家族全員が他のお客さんたちと遠くなるような場所を見つけてその席をとる。以前のように、窓口でお姉さんにオススメされる席を、ではなく、どのタイミングに行っても、また予約のタイミングであっても、好きな席を自分で画面で確かめて買えるのはありがたいITの進化の一つだ。
それでも、近くで咳をする人がいるかもしれない。たまに、マナーの悪い人がいて、売店の軽食以外のものをガッツリ食べ始める人がいるけど、それらの人たちがいた時のために、マスクの上からハンカチで口元を抑えるようにする。それで随分としんどくなることを防げる。
トイレは…映画館では必ずお世話になるけど、これは、コロナ禍、やはり大きな問題だと思う。これから、様々場所やシチュエーションについて書こうと思うが、どうしても、これだけはクリア出来ない。
例えば、映画は、1回チケット買うと、3回入場できる制度にして、前編、中編、後編に分けて上映する。そして、トイレは家に帰ってできる。という制度でも導入してくれる未来はこないものだろうか。非現実的だとわかってるけど、全く上映できない状況よりは、公開できるし、《楽しい映画という文化》が守られるような気がする。公開してくれないことには、いつまでたってもサブスクには旧作しか流れてこない。(映画には考えさせられるものなど楽しい一辺倒ではない様々があると思ってます)
上のURLは世界初のネット上映画祭らしい。もちろん、字幕はないので存分に私が楽しめるわけではない。が、こういった取り組みがすすむのは嬉しいな、と思う。
海外で行われているときく〈ドライブインシアター〉。日本でそれが出来る土地の広さはあるのだろうか。車の中に音が届くシステムでも開発されれば、騒音問題は解決されるのだろうか。広い原っぱにソファがあったり各々が寛ぐ…その空間で映画を観れる文化が(近年はYouTubeで観ることが多かったけど)他の国にはあったりしたみたいだ。きっと、このコロナ禍では行われてないのだろうな…。
デンマークでは、〈ドライブインコンサート〉が行われた様子がコロナ禍伝わってきた。誰も利用者のいない空港の駐車場を利用したらしい。
日本でふと思いつくのは“ショッピングセンターのだだっ広い駐車場” 当分は、不要不急だし、全顧客が戻ってくるのは厳しいんじゃないのかな?うちは全くの都会ではないため、おばあちゃんが孫に会うため、世代を超えて訪れる…そんな光景が多かった。ちょっと両方にとってもリスクな時期だと思う。
ただ、ドライブインシアターにしても、ドライブインコンサートにしても、トイレは野外フェスのようになってしまうのではないか…という懸念はどうしても拭えない。フェスも今年は初めての中止が相次いで報じられている。
コメントしてる方々にすでに同じ指摘の人がいっぱいいて安心する。日本でもあった時代、私は知らないなぁ…
こちら↓のドイツのドライブインクラブはアウトだと思う…。窓開いてるし、逆に隣の車と密。マスクもしてなくて何を守ってるのか分からない。。
クラブ気分についてはこっちの方が推せる笑
クラブとフェスに行きたすぎて…
— ゆっくん (@ItOVMQdxVKPaQMW) April 14, 2020
もう小1時間洗濯機に頭突っ込んでる。 pic.twitter.com/LGbv0uaGhH
きっと、映画業界は今までも私をワクワクさせてくれたように、思いもよらない方法でオシャレに乗り越えてくれそうだと期待したい。