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hiilagram
過去の自分にしがみつく現在の自分
こんにちは👋N.です。
以前から書いていますが、私は中学音楽の教員でした。
病気により退職を余儀なくされる最後の10年は、特別支援級でした。
教員として28年間、ずっとたくさんの子供たちと保護者の方たちと向き合ってきました。
もちろんヤンチャな学校も渡り歩き、それなりに身体を張ってやっていたように思います。
それだけに楽しかった。
教員をしていた土地から離れるときに、生徒や保護者、同僚の先生たちがサプライズで見送りに来てくれたときはドラマのようでした笑。
あとにも先にも、フェリーの埠頭から見送られる経験はあの時だけだろうと思っています。
音楽でしたから、基本的に全校生徒の授業を持っていました。
各式典などではだいたい全校合唱がありましたしね。
部活も男子バスケ部を10年もったり、もちろん吹奏楽部にも力を入れていました。土日もなくやっていたのでね、正直大変でした。
でもその分、子供たちとの時間の中で幸せを感じることが多かったです。
だからこそ、辞めたくなかった。
私の生きる原動力や小さなプライドにもなっていたから。
現在(いま)でも、またあの場所に戻れるなら戻りたい。
中途半端に退職してしまったから、それが今でも悔しい。
せめてもう一年。
過去の自分から抜け出せないでいる現在(いま)の私。