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僕とキミ


もうイヤってもうムリって

わたしの頭ぐちゃぐちゃに後悔してた




あなたのことあなたのこと
こんなに愛していたのにね


たった一度の過ちで
私から
あなたの光を消したんだ


戻りたい 戻りたい
あなたの腕に




あなたのことを知ったのは
友達と行った喫茶店


あなたと友達になりたくて
毎日のように通ったわ


その甲斐あって
あなたと話すようになれたのよ


それから
2人の距離は縮まって



あなたが部屋に来たときに
お揃いのマグを買ったんだ


最初は照れ臭かったけど


赤と青のマグカップ
いつもコーヒー飲んでたね


あなたといられる毎日は
優しく穏やかな日々だった



付き合い始めて2年目の頃

あなたの仕事が忙しくなり
だんだん会話が少なくなった


電話もメールも繋がらず


「たまにはデートしようよ」と
休日あなたを誘ったけれど

あなたはずっと寝ていたわ


寂しくなって 寂しくて

私の心は
“もうダメなのか…”と呟いた


もう思いがぐちゃぐちゃで


わたしからあなたに別れを告げた




わかってた 後悔すると


こんなにも まだ
あなたが好きで 好きで
好きだから…


いつまでもあなたの影と
残り香(が)残るこの部屋で


泣いて泣いて泣いても
まだ泣いた


わたしから
あなたに別れを告げたけど


今ならまだ間に合いますか



電話をかけたら
あなたは出てくれますか


「好き」なのと
「やっぱり大好きなの」と
伝えたら


あなたは
戻って来てくれますか…



震える指でケータイを持つ




窓の外は雨だった














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