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日日是好日

日日是好日(にちにちこれこうじつ)
禅僧の言葉。
晴れの日も、雨の日も、楽しい日も、悲しかった日も。
毎日がかけがえのない良い日。

この言葉を知ったのは、
映画「日日是好日」を見てから。

季節のように生きる。
雨の日は雨を聞く。雪の日は雪を見て、夏には夏の暑さを、
冬は身の切れるような寒さを。
五感を使って、全身で、その瞬間を味わう。

映画「日日是好日」より引用

いい天気。一般的には、きっと太陽がででいる晴れの日のことを指すと思う、
でも農家さんにとってはたくさんの水の恵みが与えられる雨の日がいい天気だって思う日もあるだろうし、傘が雨に落ちる音も心地よくて私は好き。
晴れの日ばかりがいい天気だとは思わない。
毎日生きてると楽しくて嬉しい日ばかりのではなくて
悲しい日や辛い日だってある。
どんな毎日でもかけがえのない日。


会いたいと思ったら、
合わなければならない。
好きな人がいたら、
好きだと言わなければいけない。
花が咲いたら、祝おう。
恋をしたら、溺れよう。
うれしかったら、分かち合おう。
幸せな時は、その幸せを抱きしめて、
百パーセントかみしめる。
それがたぶん、人間にできる
あらんかぎりのことなのだ。

森下典子『日日是好日「お茶」が教えてくれた15の幸せ』より引用


あらんかぎり・・・あるだけ全部
         できるだけ

毎日の暮らしの中で、嬉しい時は全力で喜び悲しい時は全力で泣いて、
目と耳と鼻と口と感触、五感をあらんかぎり使って一日一日を生きて行こう。
そう気づかせてくれる言葉。

私にとっての
「日日是好日」は
一日一日を大切に生きる心構えのような言葉だった。



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