自己肯定感という概念すら取り払え
最近、人間関係に悩んでいる方、生きづらいと思っている方、自己肯定感上げていこう。その方法5選などの記事やSNSを目にする機会が増えましたね。
私も1ヶ月ほど前に、Youtubeでモデルの堀田茜さんと元プロ野球選手のイチローさんが対談している動画を見ました。簡潔に内容を説明します。
やはり、イチローさんの発言には言葉の厚みを感じます。。
「自己肯定感」
この言葉は、東京五輪以降に耳にするようになりました。我々30代が、自己肯定感をバイブスと言っていた時と近い感覚なのだろうか。今回は、そのような過去を振り返ることはしませんが。
まず、「自己肯定感」について考えをまとめてみます。とりあえず単語ごとの意味を明記します。
言葉を分解して、単語毎に意味を考えた場合、自己を正しいと認めてあげることは、生きていく上で必要な要素であるとわかります。
では、どこに違和感を覚えるのでしょうか。
大抵の場合、自己肯定感の後に続く文章として、
「低い」と「高い」など強弱を表す形容詞が続くことが多い印象があります。そして、マイナスのイメージの時には、慢性的なものである、といった雰囲気を感じさせます。逆に、プラスのイメージの時には、瞬間的なものであるような雰囲気があります。
そして最近になり、自己肯定感の類似の言葉である、自己効力感という言葉を耳にしました。
これも、一癖ありそうな言葉なので一度分解します。
つまり、自己効力感とは、自分ならできると思い込むことです。
第三者からの私への見え方として、楽観的、という印象を持たれることが多いです。私は、自己肯定感が高いというより、自己効力感が高いのかなと、この時点で考えました。
元々、「ポジティブ」や「ネガティブ」、「陽キャ」や「陰キャ」など人を区別する習慣がありませんでした。自己肯定感が「高い」や「低い」ということも同様に、考えたことはなかったです。
なぜ第三者からの私への見え方として、楽観的、という印象を持たれているのか理由を考えたら、スッと腑に落ちました。
何をするにしても、目標を設定し、やると決めたラインまではやる
これは、私の根幹をなすルールです。
失敗して一時的に気持ちが落ち込むことはありますが、成功して一時的に喜びが爆発することもあります。人間である以上、感情のブレは存在します。だって、私も人間だもの。
前を向いて生活している時間が長いからこそ、楽観的という印象を持たれるのだと思いました。
少し話が逸れたので戻します。
できない可能性があることを認識して挑戦することはありますが、いざ挑戦する際は頭の中で成功するイメージを思い描きますよね?
スラムダンクの桜木花道は、ダンクをしたことないが挑戦し、挑戦する直前では成功イメージを思い描いていた。だからこそ、素人の桜木がバスケ部のキャプテンを相手に、ダンクを決めることができました。
もし彼が、第三者の意見を聞いて、ダンク以外の方法でゴールをねらっていたら、ゴリとの戦いに勝つことができなかったかもしれません。
今回は、スラムダンクについて語る回ではないため、色々な要因については説明しません。
そして、私も学生時代運動部に所属していました。全国大会で勝つというビジョンがなければ、全国大会で表彰されるどころか、予選敗退の可能性もあり得たと思います。
会社における事業も同様です。
強く願えば確実に叶うわけではないですが、自分に自信を持ち成功のイメージをすることは重要です。
結論として言いたいことは、
自己肯定感という概念そのものを捨てて、ゴールを明確にして行動することが重要です。
自分を高めることも大事ですが、小さな一つ一つの行動が経験値として蓄積されます。それが、マインドを形成し、やがて自信になります。
ゴール設定が重要になってくるので、どこかのタイミングで、ゴール設定、行動に移すためにはどうすれば良いのかについて書きます。
自分自身が行ってきたことを客観視して、自信を持ち次のステップへと一緒に進んでいきましょう。
歩みを止めるな。
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