30歳と8ヶ月

30歳、定期的に、胸きゅん症候群の発作がでます。

少女漫画を読むと、無性に胸が苦しくて、こんな恋愛したかったぁぁぁぁぉぅぉぅと叫びたくなる病気です。

最近は、三つ葉優雨先生の「僕と魔女についての備忘録」と、椎名軽穂先生の「運命の人」を読んで発作がでました。

私も魔女さんと坊のように、時間を超えた純愛をしてみたい…

素直じゃないところも笑って受け止めてくれる、私の英治くんはどこ…どこなの…

と、叫びたくなる病気です。

だいぶ、こじれております。
たぶん、原因は私が今までちゃんと恋愛をしてこなかったから。

ずっと自分に自信がなくて、素直でもなくて、恋愛という恋愛をしてこなかった。

私は28歳で初めて男性とお付き合いしたのですが、ときめいて、というよりは、当時は変な焦りと共に「優しそうだし、いったん付き合ってみるかぁ」的な感じで始まり、その後だらだらと付き合い、顔は全然タイプではないが、性格は優しいし、適齢期だし、多分この人よりいい人は今後出てこないだろうから、この辺で手を打っておくかぁってな感じで結婚しました。（夫くん、すまん。）

もちろん日々穏やかで幸せではあるのですが、
少女漫画を読むと、自分から好きになって、頑張って追いかけて、思いが通じて、その人と結ばれるってどんな気持ちなんだろうと想像してしまうのです。

もう結婚してしまったので、法的には自由恋愛できなくなりました。もし、この先ときめく男性に出会っても、周りを傷つけたり失ったりしてまで追いかける体力はないだろなぁ。

だからやっぱり、10〜20代（特に学生時代！！）に、もっと恋愛しておけばよかったなぁぁぉと思うのです。傷ついてもいいから、追いかけるような恋愛。ときめきで夜眠れないような恋愛。してみたかったぁぁぁぁ。

タイムスリップできるなら、
女だけのぬる〜い環境で、へらへら過ごしていた（それはそれで楽しかった。）高校生の私に、おい！！好きな人作って恋愛しとけ！！！胸きゅんしとけ！！って言いたい。
どんどんこじれるぞ！！って。


多分、きっと、80歳になっても少女漫画読んで同じこと言ってると思う。
死ぬ直前にも、「イケメンと恋愛したかったぁぁぁぁ」って言ってると思う。

人生ないものねだり、ですな。
てなことを思う、30歳と8ヶ月の今日この頃でした。