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聴いて分からなければ観るしかない


D274
Bösendorfer
YAMAHA C3

いわゆる真ん中のドの倍音測定を行ってみた。
スタインウェイはフルコンで2000万ぐらいの高級品なので音の持続が長く安定している

ベーゼンドルファーは弦がめちゃ太いので倍音が鳴りまくっていて正直うるさいと感じた。濁る……

ヤマハ、薄っぺらい感じです。良く言えば素直な音

上からC1 C2 C3 C4

低音弦ほど質量の関係か倍音成分がかなり豊か。
ちなみに高音源は減衰が早すぎて測定不可……

ダンパー踏んだ状態でC1の打弦

ダンパーを踏むと音が豊かになるとよく言われますが、倍音が多くなる訳では無さそうです。
きょうばん響板にかかる圧が下がってより残響が長くなり共鳴しているように見受けられた。


聴いてわからなければ観てみる

学校で聴音の講義があるのだが、低音域が聞き取りづらい、しかも音源は天下のスタインウェイ……
なんでなんかと思ったので倍音が多くてオクターブのようにも聞こえたり5度上に聞こえたり毎回聞き直す度に訳が分からなくなるわけで……

という疑問からスペクトラムアナライザで音を調べてみることに。
やはり、そういうことでした。
ヤマハは減衰が早く基準音が明確なのに対しスタインウェイはかなり倍音成分が残る。これです、原因……

音高出身では無いので下のクラスなのですが、下のクラスがスタインウェイ、上のクラスがヤマハ。
ん????
難易度上がってますやん、やん、、ヤン、、、、ヤ……

聴いて分からなければ観てみるというのは有効ってことに気づきました。

色々調べたる

響の探求をしたいので、学生の楽器の音を今後は調べたる予定です。
いい音の人、個性強い音の人、原因は一体何なのかと……
そういうのは観てみないとわからない。

最後に

持ち曲増やしたい😐

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