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【詩】フォレスト・ガンプ

例えば自分でどうにか食っていかなければならないのに
仕事がないときなんかにみる深夜の映画は
夏の乾いた地面に落ちる雨粒みたい
”人生はチョコレート箱のようなもの
開けてみないとわからない”
私にあったのは立派な箱に入ったチョコレートではなくて
チョコボールそれだけだったけれど
それでもその一粒ひとつぶに救われていたものさ






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