感覚・膠質浸透圧・排便・網膜
【感覚】
表皮:重層扁平上皮で表層から①角質層 ②淡明層 ③顆粒層 ④有棘層 ⑤基底層がある.メルケル板,自由神経終末が配置されている.”か・た・か・ゆ・き”で覚えましょう.
真皮:マイスナー小体が配置されている.
皮下組織:パチニ小体が配置されている.
【膠質浸透圧】
そもそも浸透圧とは?
→濃度の異なった2種類の液体を隣り合わせに置くと,お互いに同じ濃度になろうとする.この同じ濃度になろうとする力を浸透圧という.
血漿浸透圧は電解質,膠質浸透圧はアルブミンによって維持されている.
タンパク質のような大きな粒子を持つものは,血管壁や細胞膜を通過できず,水だけが移動することになる.膠質浸透圧は,細胞外→細胞内に水を引き込もうとする圧力のことをいう.
【排便】
💩によって,直腸壁の圧力UP
→骨盤神経求心路から,仙髄の排便中枢に伝達
→上位中枢にも伝達
→副交感神経の骨盤神経遠心路へ指令
→内肛門括約筋の弛緩,直腸収縮→排便
★💩が溜まってすぐ出したい時
→陰部神経の活動UP
→外肛門括約筋の弛緩+腹圧上昇
→排便
【網膜】
光細胞の一部である,杆状細胞と錘状体細胞がある.
杆状細胞:”光” ・暗順応は2番目,中心窩(黄斑中心部)→存在しない.
錘状体細胞:”色”・暗順応は,1番目,中心窩(黄斑中心部)→存在する.