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2017年の老犬たち~腎臓病の悪化と回復・認知症の進行

2017年の老犬たち。
チヨ16歳、たみ15歳。
偏食や体調悪化、認知症の症状などの変化が見られ始めた当時の呟きなどをまとめました。
私たちにとって特別な記録なので全公開ではなく一部有料とさせていただきます。

🐶老犬介護の詳細、慢性腎臓病に関する記録はメインサイト「けだま生活」にまとめています。


2017.3.13

初期の腎臓病のたみちゃん。
腎臓が悪いと偏食になるらしく、昨日食べていたご飯を今日は食べない、一昨日は断固拒否のご飯を今日は食べる、何も食べない…と日によって好みかまるで違う。
今朝はお皿に出したら食べないけど、パックから直接スプーンでなら食べた。

2017.3.20

腎臓用の処方食をほぼ全部拒否。
リスクを覚悟で手作りにするかなぁ…と、昨日からお試しで手作りごはんにした。
嬉しそう。とってもよく食べるし、目がキラキラしてる。
だけどこのご飯がたみちゃんの腎臓の悪化を早めてしまうのかなと思うと辛い…。

2017.3.21

偏食たみちゃん。
今朝は処方食のドライとウェットをフードプロセッサーで砕いて混ぜた。
そしてふやかしたものと焼いたものをご用意。焼いた方が好評。

2017.5.8

チヨちゃんは自分のご飯をさっさと食べて、台所でゆっくり食べてるたみちゃんのご飯を奪いに行くので食事時だけゲートを設置。

おばあさん(今週末で16歳)は5cmを越えられない。 可愛さを増すおばあさん。

2017.5.12

チヨちゃん16歳のお誕生日おめでとう!
これからもっともっと元気に大きくなるんだよ!

2017.6.1

たみちゃん15歳の誕生日おめでとう

2017年7月は運命の分かれ道

2017年7月は2016年3月に慢性腎臓病発覚後、偏食に悩みつつもフォルテコールと月一の定期健診のみで1年4ヶ月目のたみちゃんが突然の余命宣告を受ける直前の頃。
BUNが3月34→4月60→7月95と、どんどん上昇してるのに私はまだ自覚がなくボヤボヤしています。
治療もフォルテコールと1~3ヶ月おきの検診のみ。
7月に入りやっと「皮下点滴を試してみましょうか?」といったところ。

今振り返るとたみちゃんは痩せていてドンヨリしていて、しんどかったんだろうなぁ…。

たみちゃんはこの後2年近く生きるのに、7月14日の私はとんでもない発言をしておる。
この頃の私に直接会えたらどつき回してやる!

2017.7.14

たみちゃんは腎臓食をとことん拒否してガリガリになってしまったので、最近はチヨちゃんと同じ手作り食。
少しずつ衰えているのが目に見えて分かるけど、もう15歳だし、食べたくないものを嫌々食べさせられるよりも食べたいものを食べさせてあげようと思うようになった。
後悔しないように。

ここで諦めなくて良かったと思います…

2017.7.17

動物病院で皮下輸液の方法を教えてもらって実践したのだが、針が反対の皮膚に突き抜けて点滴が漏れた。
今日のところは看護師さんにお任せ。

最後に「何か疑問点はありますか?」と聞かれ、「果たして私に出来るのかどうかが大いなる疑問です。」と答えた。

4月に60だったBUNが95に。初めて皮下点滴をすることになり、自宅で出来ると良いからとレクチャーを受けたもののその場で心が折れました。

2017年8月は復活の月

たみちゃんのBUNが振り切れ、このままでは夏は越せないと宣告された月。
たみちゃんと私が本気出して復活した月。
この後ずっと続くたみちゃんの腎臓病ケアの基礎がこの1ヶ月で出来上がった。

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