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132 1月の米国消費者物価 インフレは沈静化していない


パウエル議長が注目する家賃を除くコアサービス価格は3か月前比でも反騰。インフレは沈静化していない。

コア物価上昇率は前月比0.412%(年率5.1%)上昇。このままでは、前年同月比は5.1%までは低下するが、そこで低下は止まってしまう。目標の2%にはほど遠い。物価を財とサービスに分けると、財の方は上昇が止まってきたが、サービスの方は沈静化の様子がない。要は、賃金上昇率が高いままだ。

FRBが真っ先に見る3つの指標。これらが少なくとも0.16%(年率1.94%)以下に低下する必要がある。

パウエル議長は、当初、赤線付近であれば問題ないようなことを言っていたが、それどころではない。

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