鴨川謙太

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アンビシャス・フットボール

2020年12月23日(水) 第100回天皇杯 準々決勝 ブラウブリッツ秋田 3-1 福山シティFC 『福山シティFC』としての1年目の終焉。 中国リーグ昇格という目標を失いながらも「天皇杯でJクラブ撃破」を掲げ、文字通りチーム一丸となって進んできた、福山シティFC。 Jクラブへの挑戦権を得るところまでは勝ち進んだものの「撃破」とはなりませんでした。 「結果」だけを見れば、失敗。 もちろん、選手やスタッフのみなさんは「結果」にこだわり、本気で秋田を倒すつもりで、全力

    • ルールとモラル

      「お父さん、これどやって切ればいいん?」 「え〜っとねぇ、美味しそうに切ってみて!」 「えぇ!?美味しそうにかぁ〜」 スマホ内に保存してある写真の日付けを見ると、5/18。 コロナ禍による小学校の分散登校中のとある一日。 休日に長女・次男・私の3人で昼食にカレーうどん作りをしていて、長女に野菜を切ってもらおうとした時のやり取りである。 よそのご家庭もきっとそうだと思うが、私も、自分の子供たちを『ルール』で縛ることはあまりしたくない。 カレー(うどん)作りにおける

      • 今治と岐阜とゼムノビッチ監督と

        Jリーグの2020シーズンの日程が発表された。 FC今治のJデビュー戦は6/27(土) 相手はFC岐阜。 FC岐阜といえば今季J3へ降格してきたチーム。 昨季はJ2で序盤戦から下位に低迷し、元FC今治スタッフの大木武監督を途中解任。その後チームの指揮を元カマタマーレ讃岐の"残留請負人”北野誠監督に託すも、残念ながら残留に失敗。その北野監督もシーズン終了後、契約満了で退任。 https://twitter.com/fcgifuDREAM/status/11407876

        • 私が福山シティFCを支援する理由

          私たちは現在、クラブ創設以来「最大の危機」に直面しています。 と言われても、「身の丈」という言葉を引っ張り出してきて、突っぱねたと思う。平時なら。 しかし、今回私は福山シティFCを支援させていただく事にした。 彼らがJリーグ入りを目指しているからではない。FC今治との「しまなみダービー」が見たいからでもない。好きな選手がいるとか、彼らのプレーが好きとか、そういうのでもない。 私が彼らを支持するのは、彼らが地元福山市の力になりたい、コロナ禍で苦しむ企業を支えたい、という

          再開

          残念ながら、Jリーグ再開の話ではない。 noteに綴ることを、再開してみる気になったという話。(再開と言えるほど、過去に書いてないけど。) 私の事なので、いつまで続くかはわからない。 でも書いてみる。 ご存知の方もいらっしゃるかと思うが、縁あって2019年末より、ネット配信サッカーメディア【蹴AKE11〜シュウアケイレブン〜】の制作に携わっている。 https://www.youtube.com/channel/UCChOaOkHjv_Hvmb59hqUHAA

          父のいた世界、いない世界。

          父の七回忌の法要が終わった。 6年前の11月。父は胆管癌でこの世を去った。 享年55。 女優の川島なお美さん、柔道の斉藤仁さん、ラグビーの平尾誠二さん(元・FC今治アドバイザリーボード)らが父と同じ病で命を落としている。 40代で既に一度肺癌を患って大手術と闘病生活を耐え抜いてから何年も経ち、もう完治と言っていいかな?なんて主治医と話してた矢先だったから、本人はショックだったかもしれないけどよく55歳まで生き延びたなと、私は思う。 でも、一般的には、いわゆる"早すぎる死"

          父のいた世界、いない世界。

          FC今治と私〜20年前の出会い編〜

          TwitterでFC今治サポーターの皆さんが公開されているnoteを拝読しているうち、より多くの人々が自分のFC今治愛を叫ぶ事で、お互いの違いを認め合いながらも共に熱く応援して行く事ができるのではないか。 noteというツールを使い、互いのバックグラウンドを理解する事がサポーター同士の潤滑油になりうるのではないか。 そんな気がしたので、拙い文章力しかないくせに、私も私なりの物語を紡いでみる気になった。 "今越FC"というクラブをご存知の方はどれぐらいいらっしゃるだろうか。そ

          FC今治と私〜20年前の出会い編〜