出来ることから地域創生③ 10年使っていなかった田んぼを畑に戻す
田んぼにも歴史がある
耕作放棄地になってしまった田んぼ、畑にも歴史がある。
作物を作らないまでも、草刈りをして管理をしていれば
10年米を作っていなかった農地でも
草刈りをしてコンバインで土を起こせば
畑として活用できることがわかった。
人の手が入らなくなってしまった農地を
増やさないためにも、
管理だけでもしている農地を
作物を作りたい人に貸せるようにしなければ
荒れ放題の耕作放棄地は増えていく一方だろう。
耕作放棄地のを農地に戻すことも必要であるが
今回のようにもうちょっとで作れなくなるかも
しれない農地を畑として活用する取り組みが
スムーズに行われる機能が社会の中に存在しているば
イノシシの住処になるような耕作放棄地を一つでも
減らせるのではないだろうか。
マッチング農地アプリ「やってみっぺ」
仕事をやりながらでもできる範囲で
もうちょっとで耕作放棄地の農地を
作物が作れる状態にする事を続けていきたい。
続けていれば、
やってみたいと思う人が現れるのではないだろうか、
また、農地と借りたい人のマッチングも
民間で積極的に行うことができる仕組を作りたい。
ただ、農業というものはその土地その土地での
ルールが存在しているので、
何も知らない人がその土地に入っていくと
さまざまなトラブルに発展しかねない。
要は土地の人と来訪者の
橋渡し的な存在になれればベストである。
農地をマッチングさせる前段階として
市民農園のひと区画をオーナーになってもらい
作業をしたい時や、収穫したい時は
来てもらって作業をしてもらう。
また、作物の成長が肉眼で確認できるように
カメラを設置してみたい。
都心とふるさとをつなぐ市民農園
在住する市民だけでなく他県からも
農業ができて楽しめるような市民農園を作りたい。
一つのレジャーになるような。
村全体がレジャー施設として機能しているような。
夢は膨らむがそのための第一歩として
<作物が作れる畑を増やすこと>と<市民農園を作ること>が
私のできる地域創生の第一歩になりそうです。
田んぼ→畑への復旧作業を終えてみて
その土地で生活していて、尚且つ農業従事者でもある
父(シンイチ・ニシパ)がいたからこそ
今回の復旧作業を問題なく行うことが出来た。
地域に必要なのは
人と人、畑と人、場合によっは 人と行政に
つなげることが出来る人なのではないだろうか。
コーデイネイターと呼ばれるのであろう。
二拠点生活を考えている方が
コーデイネイターがいることによって
安心してスムーズにその土地に入っていけるような
取り組みができれば
地域は地域の内部から発展していけると
里山の集落に落ちる夕日を見ながら
一人、確信する秋の終わりでございました。
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