先生にどんどん質問してほしい!質問していくことでサイクルを速くまわす
4年生、5年生、6年生の過去問解いているときも、しつこく言いつづけてきたのは、先生に質問することです。
先生に頼んででも、質問させる
先生に今日質問します!とお電話入れます。すると長男、せざるを得ないし、先生も、質問あるんだよね?と、本人に声をかけてくれます。
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大成功
何人もの先生が、手の空いた時間に声をかけてくれて、スムーズに質問したい問題を出すことができたようでした。このフォロー、4年生から始め、時々お電話でお願いするのは、6年生になってからもありました。過去問演習が始まり、また自信を無くしたようで、とたんに質問できなくなるということがありました。
質問していくことでサイクルを速くまわす
「分からない」を速く解決することが、第一ステップだと思います。質問をすることで、圧倒的な早さで勉強のサイクルを回し、定着を早めることができます。どこかでつまずき、それをそのままにすると、勉強のサイクルを回すことができず、取れるべき問題を落としていくことになります。
長男に質問する重要性を2つのポイントから伝えました
あるいっとき答えがわかっても、もう一度その問題に出会ったときに解けるようになっていないと本質的に理解しているわけではなく、本番で役に立ちません。
「答え」ではなくもっと早く解ける方法、間違えにくいやり方などの、「解き方」を教えてもらうために質問はします。
1人で解けたつもりになっていても、遅くしか解けないのでは、テストではまだまだ使えません。
質問力を上げていくには?
質問を無駄に使わず効果的に質問していくことを私の方で意識していきました。間違った方に進まないように、「これは出ないからおぼえなくていい!」とかも塾の先生に教えてもらう。子どもはどうしてもオール単元が出来なくてはならないと思いがちです。最終段階の6年生では、やはり必要なことだけやるでよいと思っていました。
解けても時間がかかった問題は質問すべき問題。より速く効率よく解く方法を質問すると、身につくと思います。(★算数記事 「先生に質問するとテクニックをたっくさん教えてくれる!」)
覚え方も質問する
歴史を、もうどうしたら良いのか?を私から質問したら、【歴史は流れから覚えます】と大きなヒントをもらいました。時代が変わる前後を重点的に理解していくようにしました。
覚えるべきところはどこまでかも質問する
年号はどれは最低限覚えるかも質問しました。どうしても年号があまり好きじゃなかった長男のために、最低限の年号カードを作ったのは、12月でした...
長男の合格は、たくさんの質問ができたからだと思います。もう極端に言うと、塾は、質問するために行かせている!とも思っていました。だからこそしっかり質問をして自分の能力を使えるようになっていって欲しいと思い、質問することを1番強要していました。
質問することで先生の問題の解き方を見せてもらえる
中学受験はやっぱり特殊な問題が多く、その裏には、こんな能力を問う問題だという意味が隠されていると思いました。特に渋渋の理科には顕著に顕れていたように思います。これまで身近な色んなものに興味を持ち、それを科学的に考えて行くように促すところまではできていなかったな..と反省しました。
問題を見て、何の能力を問うものか、国語などいくつかは私にも分かりましたが、特に算数は、何の能力を見たいのか、私には全く分かりませんでした。けれど、質問していくうちに、長男の思考はだんだん変わってきたように思います。多面的に問題を見られるようになったり、先生のように手を動かして図形に補助線を引いたり、線分図を書いたり。
先生の解き方をみせてもらうことに、とても大きな意味があったと思います。