【中学受検奮闘記】私立練習校受検
※本当の直前期に差し掛かってしまい、言霊とかいろんなことを考えて公開を踏みとどまっていた記事を、受検終了後に公開しています。
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人生初の中学受検にいざ出発
1月の中旬、適性型入試を行っている私立校を前受けしに。
親子ともども人生で初めての中学受検。学校は自宅からかなり遠く、長時間になるので下の子を親に預けてから出発しなければならなかった。前日から1日のスケジュールをシミュレーションしてはアワアワとしてしまう。
本人はというと、やはりしっかり前日まで学校に行き、いつも通り下校してきて、就寝前に準備を済ませるといつもどおり寝ていた。すごい。笑
しかし、当日の朝起きて準備ができると、珍しく床にゴロゴロ。聞くと「さすがにちょっと緊張する」とのことだった。
受検票、筆記用具などの持ち物を100万回くらい確認して、いざ出発。
行きは夫に同伴をお願いし、お迎えは私が行く予定だったので、先に出た2人を追いかけるかたちで私も出発。
電車でひたすらガタンゴトンと揺られながら、今さらいろんな人の受検記を読み漁る。あーホッカイロとか糖分補給も持たせればよかったと後悔してみたり、いよいよ試験開始の時間だ!と鼻息を荒くしてみたり、今までのことを思い返しては涙目になったり…。あっという間に会場に着いた。
着いてみると、試験終了後も子どもたちが出てくるまで結構時間がかかり、ハラハラドキドキして落ち着かなかった。
やっと出てきた息子は、知らない子たちの間を縫って笑顔でこっちに向かってきた。あのときの笑顔と、私の安堵した気持ちは一生忘れないと思う。
解き慣れていない適3は難しかったらしいけど、それ以外はまあまあという手応えだったらしい。
お昼ごはんに何を食べたいか聞いたら「カツ」とのことで、今さら?と思いながらもカツを完食。
解放感もあって、お昼を食べる息子はいつもに増して饒舌だったように思う。なんだか、闘いを終えた戦士のようで、すごくかっこよかった。
合否発表
私立とはいえ、適性検査なのでやはり結果発表までは1週間かかった。
発表の瞬間、息子は塾で授業だったのだけど、「一刻も早く知りたい」ということだったので、メールで知らせることに。
家で1人勇気を出してポチすると、結果は合格!
倍率は低かったし受かるはずだと思ってはいたものの、やはり一抹の不安は拭いきれなかったので、合格の文字を見て肩の荷が半分くらい降りた。
すぐに夫と息子に連絡。
塾からは、お祝いの言葉と同時に「気を抜かないように」と釘を差される。
息子の性格を本当によくわかってくださっている…。
公立受検の私立併願はしない人もいると聞くが、私は大いにおすすめする。
当日の流れや、緊張した状況で息子がどう反応するか、持っていけばよかったと思ったものなど、受けてみないとわからないことが本当に多かったし、何より1つの合格を携えて本番に向かうのは、やはり気持ちの安定感が違うと思った。