【中学受検奮闘記】小6夏の総括と自走の始まり

さて。
天王山と呼ばれる夏が終わりました。
本当に山を登っているように1日1日が長くて、全然頂上が見えなかった夏休み。
まずは、猛暑の中夏期講習や自習に毎日通い続けたことを褒めてあげたい。
自分にも、仕事をしながら声がけしたりご飯の準備したり、お疲れ様でしたと言いたい。

夏の総括

経済的な理由で授業数を減らしたので、夏期講習のカリキュラムは、一般的な集団塾と比べると授業数が半分くらいだったのではないかと思う。
それはどういうことかというと、授業がない分は自習しなければならないということ。一番の課題はそこに感じていた。そして、結果としては割と頑張れたのではないかと思う。
学校の課題などは7月中に終わらせ、残りは塾の勉強に専念できたし、息子の性格的に、序盤で加速しすぎて、後半はだんだんと失速することを予想していたが、そこまでペースも落ちていなかったように思う。低空飛行だが、完全に止まることはなかったかな。
夏休み中の息子の姿を思い出すと、仕事をする私に背中を向けて机に向かっている息子の姿が目に浮かぶ。それだけ継続できていたということかなと。
ただ1つ残念だったのは、普段お世話になっている塾の講師が夏の間不在で、別の講師にお願いせざるを得なかったこと。
相性もあるのか、やはり普段よりは進みが遅くなってしまったように思う。
個別塾の難しい点。

ルーズリーフとの出会い

勉強というものは、ノートの取り方や復習の方法によって成果が変わってくるものだというが、この夏、息子にもちょっとしたアハ体験があった模様。
夏に入る直前に、塾の講師に「ルーズリーフを使ったらどうか」という提案があったそう。
それまでは学校で使っているような5mm方眼の学習ノートを教科別に使っていて、1冊使い切るたびに部屋に積み上げては達成感を得ていた。それはそれで良いと思っていたのだが、講師曰く、記述の練習や復習をするにあたり、ルーズリーフを使った方がきれいにまとめることができるし、振り返りやすいとのことで、ルーズリーフ+リングファイルに切り替えることに。
すると、「なんか字がきれいに書けるし、勉強が楽しくなってきた!」と急に言いだした。

字がきれいに書けることは息子のモチベーションに大きく関わるようで、うまく書けない日は苛ついてなかなか筆が進まなかった。
そして、今までは考えられなかったことだが、マーカーやカラーペンを使って丸付けや書き込みをしたりするようにもなり、そこからもっと◯◯の文具が欲しいと言い出し、軽い文具マニアに。
ノートに凝りすぎるのも危険な信号だというので難しいところだが、勉強は楽しいのが一番だと思うので、よい変化かなと思う。
端から見ていても「今ノッているな」という瞬間が分かるようになったので、集中力もついてきたと思う。

自走の始まり

ルーズリーフ1枚に塾のテキストの1単元を解いていくという形式で日々自習するようになってから、私は一切介入しなくなった。
これが自走というやつかと感心しつつも、しばらくして文系ばかり解いていることに気づく。
やはり苦手な理系より、文系の方がやる気が出るらしい。
夏前の模試では理系の対策が必須という結果だったので、塾とも相談しつつ定期的に進捗の確認と軌道修正をすることは必須。
やはり完全に本人任せは危険。

2学期突入

長い長い夏に息切れし始めた頃に学校が再開。
息子は学校が大好きなので、夏休みに入った当初から早く学校始まらないかな〜とぼやいていた。
自分のペースで進められるかわり、友達と切磋琢磨ができないのが個別塾。念願の学校再開にテンションも上がり、友達と話せる日々に戻ると心底うれしそう。優しい友達に恵まれている環境に心から感謝。

この秋冬は、学校行事に模試に学校説明会等々、ひたすらに忙しくなるので、体調管理に気をつけながらバランスよくエネルギーを割いていきたいところ。
しかし2学期早々、学校のカラーテストは残念な結果が続き…確認したところ、ワークのやり方が適当だった(丸付けせずにやったことにしていた)ので、やはりフォローが必要そう。

9月の模試 x 2

夏休み明けの模試は夏にどれだけ頑張ったかが反映されるので、結果を受け取るまでドキドキだった。
結果は、特別悪くもないけど、良くもなっていないという感じか。
周りも夏に努力して成績を上げてくるであろう中、現状維持をできたという意味では頑張れたのかな。しかし1つわかったことは、内申の時点で相当ビハインドしているということ。
当日の試験でプラスαの点数を取らないと相当に厳しい。
そしてやはり理系が一番の課題。文系はあと一歩のところまで来ていると思う。
学校の成績に関しては、もはや限界を感じている。
泥臭く頑張ったつもりの1学期も、そこまで劇的に成績が上がらなかったので、天井があるように感じる。今からそこに多大な時間を費やす意味はあまりないのかもしれない。

併願はしない

学校説明会の季節なので、併願校があるなら見て回る必要があるのだが、息子に改めて確認したところ、志望校1本で頑張りたいとのこと。
息子の性格的(一極集中型)にも、その方が向いていると思ったので、家族の意見もそれで一致。
ザ・博打だが、併願はしないことに決める。

志望校の文化祭に今年も行ったが、行く度に素敵な学校(と生徒)だと思う。そして偏差値など抜きにして考えると、息子に向いているとも思う。
こんなに向いているのに、どうして試験を受けないと入れてくれないんだという気持ち。笑
そして、一方では今のままでは受かることは厳しいという現実。期待せずに応援することは難しいので、息子を信じてあと数ヶ月サポートするのみ。

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