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<釣り>楽しい美味しいタイラバの話

新型コロナ騒動が少しずつ落ち着きを見せ始めたので大好きなタイラバに行ってきました。

<タイラバの魅力>

①船上は心地良くワクワク感をそそられる
簡単に鯛が釣れる。美味しい外道も釣れる
③鮮度抜群の魚を食べられる

今日は、そんな魅力あふれるタイラバの楽しさと美味しさをお伝えします。

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船からの景色は、開放感たっぷりで見てるだけで爽やかな気分になります。この景色を見ながら大物が釣れる沖に向かいます。ワクワクしすぎて吐きそうです。(船酔いではありません)

船釣りは、堤防やサーフなどの陸からの釣りと違い、魚探を駆使して魚のいる場所に行きます。そのため、潮の状況や仕掛け、アクション(タイラバの場合は巻きの速度)がマッチすれば、陸からの釣りよりも釣れる確率が高いです。

さて、私のタイラバタックルを紹介します。

<タックル>
*ロッド ダイワ 紅牙mx 69xhb-metal
*リール シマノ オシアコンクエスト200hg
*ライン シマノ タナトル 0.8号 300m
*リーダー シーガーフロロ10lb

タイラバは、ヘッド(丸い玉)、ネクタイ(ヒラヒラ)、フック(自家製4本バリ)で構成します(私はスカートを基本的に付けません)。
見た目がキモ可愛くて好きww
※下のヘッドはjackalのTG ビンビン玉です。

昔の猟師さんは、タイラバのネクタイをビニールで作っていたようです。今度、スナック菓子の袋で自家製タイラバ作ってみます。

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<タイラバの釣り方>
タイラバを底まで落とした後に、すぐに等速で数m〜数10m程、魚のいるレンジを巻き上げていきます。当たったら、鯛が食い込むまで合わせず巻き続けます。

タイラバは、着底を感じ取ることがキモです。潮が早くヘッドが軽すぎて着底が取れないと、鯛に見切られたり、岩礁帯を流す場合は根がかりをしてしまいます。
そのため、船を流す場所の深さや潮の流れに合わせてヘッドの重さを変えます。バリエーションは事前に船長に確認するようにしましょう。

私は、流す場所に合わせて45g〜250gを常時持っています。最近はタングステンをよく使用します。

鯛は肉食性の魚なので、ネクタイのカラーも小魚を捕食している時はブラック系やレッド系、エビやカニを捕食している時はオレンジ系、ゴカイ類はグリーン系と様々なカラーを用意すると良いです。また、鯛は水の波動を感知してタイラバに寄ってきます。ネクタイの形状も(ストレート系、カーリー系、細め、太め等)複数種類を用意しておくと良いです。

<釣る>
ポイントに到着したので、仕掛けを落とし始めます。
ネクタイのカラーやヘッドの重さ、巻きの速さ、タナを変えながら、鯛の食いつきの良い仕掛けを探っていきます。

潮は0.8ノット。風も船を適度に押して、状況は良さそうです。

まきまきまきまき

まきまきまきまき

カミカミ

鯛の当たりがロッドに伝わります。鯛は前あたりで合わせちゃ絶対にダメです。まだタイラバに戯れているだけなんです。

カミカミカミカミ

グググググ

キタ!!(゚∀゚)

ゴンゴンゴン!鯛らしい3段引き!

渇いたドラグ音が鳴り響きます。(この音が何度でも俺を蘇えらせ...)

ロッドをポンピングせずに、テンションを描け海面と並行を維持します。巻きも魚のテンションがに合わせていきます。ロッドのバットパワーで少しずつ鯛を浮かせて来ます。

55cmの綺麗な真鯛!美味しそうです。

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天然真鯛らしい鮮やかなピンク色の魚体と目の上にあるブルーのアイシャドーが可愛らしい。綺麗な魚ですね。早速、帰って食べることにしました。

<食べる>
旬の魚なので、生でいただきます。昆布締めと鯛茶漬けを作ることにしました。

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本当に何度見ても美しい魚。美魚です。
早速切り分け、まずは臭みを取るために塩水処理をします。

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塩水処理した身はリードペーパーで拭き取り、皮を付けた状態で、出汁昆布(でかいのが無かったので端材で)で身を挟みます。出汁昆布は旨味を引き立たせるために、日本酒湿らせたリードペーパーで軽く拭き、表面を湿らせます。(重要)

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待つこと半日。身がしっとりします。
昆布の旨味を存分に吸い込んで...うはぁ

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皮目をバーナーで炙り、冷蔵庫で冷やします。

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鯛の昆布締め炙りの完成。ツヤツヤですね。
身はしっとりとモチモチで甘味があり、昆布の旨味もかんじます。香ばしい皮目の香りがたまりません。うっまぁぁぁあ!!!

そして、皮を剥いだ方の昆布締めは、薄く切り、醤油、みりん、山葵、ごまで漬けこみます。そうです。ヅケを作ります。(もちろんそのまま食べても美味いです。)

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だし汁も作っていきます。
割った鯛の頭とアラを臭み取りのために熱湯をかけます。その後、煮込んで出汁をとります。
出来上がった出汁に、白だし醤油を加え、だし汁を作ります。

そして、どんぶりに熱々のご飯とヅケ、卵のキミを醤油で漬けたキミ醤油を乗せ、上から熱々の出汁をかけていく...もう幸せ。
最後に小口ネギとゴマを乗せ、出汁茶漬けの完成。

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ぐおおおおお!うっめぇぇぇぇぇぇ!
鯛の香りが前面に溢れ出してくる。
これは美味すぎる。あっという間に食べ終えてしまいました。

新鮮な鯛を食べられるのは、釣り人の特権です。

気持ちよくて、楽しくて、美味しいタイラバを、是非、みなさまも始めてみてはいかがでしょうか。

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