【MUP WEEK8~ブランディング~】
こんばんは!今週はブランディングについてご紹介します!
結論:『商品を売りたいのであれば商品を売るな』
唐突ではありますが、これができないと
どれだけ良質なサービスや商品があっても売れません。
美容師の例
1カット5万円のとこもあれば、
QBハウスのように1カット千円のところもありますよね?
つまり、髪を切るというのは行為は、1000円の市場価値になります。
1カット5万円にするには、
49,000円分の付加価値をつけなければいけません。
では、どのようにすればいいのかご紹介いたします。
1.ブランディングとは
ブランディングとは
『相手からアプローチしてきてくれる』ことです。
◆マーケティング
A⇒B 私はあなたが好きです。
◆広告
A⇒B,C,D,E... 私はあなた方が好きです。
◆PR
●⇒B 第三者からAさんがあなたのこと好きみたいよ
◆ブランディング
A⇐B あなたが好きよ 相手から言われる
ほとんどの企業はブランディングができておらず、高いコストをかけています。
もし、ブランディングができれいれば、相手がアプローチをしてくるので、
コストが格段に抑えることができます。
実は、ブランディングには4種類あります。
もし、このブランディングができていなければどうなるか?
『負のスパイラル』に陥り事業が続きません。
現状、起業をして5年継続できる割合は、1.2%程度だと言われています。
このような状況に追い込まれ、潰れてしまいます。
それだけブランディングは重要なものになります!
2.コーポレートブランディング
では、4つのブランディングについて細かく見ていきましょう!
まず皆さんに質問です。
Googleは何の企業か知っていますか?
多くの方はテック企業などと考えたのではないでしょうか?
実はGoogleは広告会社なんです。
売上の90%は広告によって成り立っています。
ですが、テック企業だと謳っていますよね?
あえて、広告会社だとは明言しておりません。
なぜか?
大手の広告会社と競争をしないといけなくなってしまうからです。
ポイントとしては
競合を把握するが、競合を絶対に作ってはいけません!
コーポレートブランディングは
○○だが、○○ではないと明確に断言することです!
3.プロダクトブランディング
ここで、また質問です。
現状把握:シャングリラホテルはカフェラテの販売をしようと考えています。
数値事実:100人対象のデプス調査の結果500円であればカフェラテを全員頼む
数値事実:1500円は全員高すぎて誰も頼まないとの結果。
数値事実:1杯のカフェラテを提供できるのに人件費、仕入れ原価など全て含めて300円かかる。
Q.シャングリラホテルはこのカフェラテをいくらで売るべきでしょうか。
皆さん少し考えてから下に行ってください。
どんなビジネスをする上でも価格設定は重要なポイントです。
どのように価格をつければいいのか図をご覧ください。
値付けは1番利益が最大になるポイントでしてください。
これを見ると、正解は1000円だということがわかりまよね。
もう、なんとなく価格をつけるのはやめましょう。
適正価格を把握してください。
利益が薄い部分に関しては切り捨てていいんです!
イメージとしては以下の図になります。
価格を上げるにはその分なにか付加価値をつけることが重要です!
4.マーケティングブランディング
スタバのコーヒーを例にお伝えします。
これは、ハーバードビジネススクールのケーススタディでも取り上げられています!
スタバ:1杯500円のコーヒー
マック:1杯100円のコーヒー
人々は価格が高くてもスタバでコーヒーを買いますよね?
私自身もスタバが好きなので、よく買ってしまいます。
マックに行けば100円で購入できるのに、なぜ多くの人々は
スタバに行くのでしょうか。
スタバはもちろんコーヒーにもこだわっていますが、
スタバが提供しているのは空間です。
マックに行くと座席の感覚も狭く、ごちゃっとしていて、ゆったりくつろぐということはできないですよね?
ですが、スタバは座席にも余裕があり、落ち着いた雰囲気になっています。
私たちは、1杯のコーヒーにお金を払っているのではなく、
その空間を楽しむためにお金を払っているんです。
だから、500円のコーヒーでも売ることができるんです!
商品を売りたければ商品を売るな、まさにスタバは体現しています。
店舗で価格を上げるには3つ方法があります。
①空間付加価値
②商品付加価値
③サービス付加価値
①と②はコストがかかりファーストステップとしては少しハードルが上がります。
③のサービス付加価値は無料で尚、一番効果が見込めるものとなります!
5.セールスブランディング
最後にセールスブランディングについて
楽器のYAMAHAを例にお伝えします。
皆さんピアノというと、高価なものだとイメージしますよね。
YAMAHAはピアノや楽器類を取り扱っていて、
それらを販売して利益を作っています。
最初からピアノを買ってくれと言ってもなかなかハードルが高いですよね。
そこで、初めにしたことは
ピアノ教室です。
ここで、ピアノを体験してもらい
そのあとにお客様自らピアノを買いたいと言わせているのです。
相手からアプローチさせるということができていますよね。
長くなりましたが、ブランディングについては以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます!
Ke1ta
Instagram:keita_85