わからないことからわかることがある…かもしれない
こんにちは!あいでんです。
本日から3日間は当大学で「会計学サマーセミナー in 九州2019」が開催をしており、その運営(?)として参加させていただいております。
いわゆる”大学教授たちの研究報告会(学会)”というやつだと思っております。
運営といってもほとんどお手伝いみたいなもんなのですが、お手伝いをしながらも大学教授たちの研究報告を聞かせていただいております。中にはお知り合い(と言っていいのか)の教授方もいらっしゃって、少しだけお話をさせていただくという嬉しい場面もありました。
どうすか、これだけ聞くと頭良さそうに見えません?(見えない)
当然ながら教授方の研究報告は1割も分かっておりません。まあ、そりゃ当たり前っちゃ当たり前なのですが(笑)。
なんか話している内容の方向性的なものはモヤモヤとしながらも掴めてはいるんですが何を話してるかは全くわからんという感じで、例えるならヒンディー語(インドの言葉)で”乃木坂”の話をされている感じですかね。
わかるけどわかんないでしょ?(笑)
しかしながら大量の知識と情報が頭の中を通過していくもんですからもうクタクタです。さっきまで倒れるように眠っておりました。
ほんとに大学の講義は、その先生が学んでいることの1くらいも取り扱っていないんだなということを体感しました。
ということで、そろそろご察しいただいているとは思いますが本日は日記投稿になります。
研究報告会が終わった後は懇親会に参加させていただきました。
さすがは大学の教授方の懇親会。豪勢なご飯にお酒が並びます。
とても美味しかったです、はい。
本日のnoteの締めは、T先生の下で学んでいる院生の方からその懇親会で話した内容になります。メモも含めて書かせてください。
たびたびnoteでも話題にしているマネジメントコントロールシステム(以下、MCS)ですが、実はもっと奥が深いよという話です(当たり前)。
Simons が提唱した理論によると、管理者や経営者が用いるMCSを信条システム、境界システム、診断的コントロールシステム、インタラクティブコントロールシステムの4つに分類している。それぞれざっくり説明すると、
信条システム・・・組織に対して基本的な方向性や目的、価値を与えるためのシステムである
境界システム・・・公式に決まっている組織の規則、制約、および命令のことであり、組織成員の行動を制約する業務遂行上のものと企業が競争する事業機会を制限するものがある
診断的コントロールシステム・・・組織の成果を監視し、あらかじめ定めていた目標からの逸脱を修正するための情報システムである
インタラクティブコントロールシステム・・・部下の意思決定に経常的かつ個人的に関与するためのシステムである
実は「管理会計論」でも取り扱っている内容ではあったのですが、その時は全く理解ができなかったんできませんでした。テスト期間で勉強し直し、今日の出来事を通じたことで少しだけ理解が深まった気がしております。
特に診断的コントロールシステム と インタラクティブコントロールシステムは一方通行か双方向なのかという重要な違いがありまして、いわゆる”トップダウン” と ”ボトムアップ”に分かれることになります。
とはいえ、どちらがいいとかではなくて、状況や組織構造、目的によって使い分けが重要だということです。
例えば「PDCAサイクル」は診断的コントロールシステムになるらしいのですが、計画(P)がうまくいっているか否かの情報を提供してくれるけどその改善策は情報として提供されなくて、それをマネージャーたちは創発することは難しいわけです。
そしてそれはゼミでいうところの「意図してないーできたこと」にヒントがあるんだとか。
だから現場からその情報を吸い上げるためにインタラクティブコントロールシステムが重要になってくる、そういうお話だったと思います。
ほんとはもう少しお話いただいたんですが、書き出したらまたモヤモヤとしてきたのでこの辺りで終わりにしておこうと思います。明日また聞いて整理できたらnoteにメモとして書こうかなと思います。
今日の感想は「わからないことから勉強になったり、わかることがあるんだな」です。
それでは、また次回!
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