やっと報われた霜月美佳
CよりのB
微妙な評定になって書いてる自分自身が戸惑ってます。
一発目からこんなことが許されていいのかって気持ちです。
2023年5月12日に公開されるPSYCHO-PASSシリーズの新作映画に向けてシリーズ作品を目下見進めてます。
1期,2期,劇場版に続く「Sinner of System」シリーズのCase1です。
感想
霜月美佳がやっと救われたなっていう気持ちです。2期から初登場しましたが小心者でプライドは高く執行官には威張り散らかす。公安局のメンバーの中で全然感情移入できませんでした。
そんな中でやっとフォーカスが当たったのがなんというか、よかったなぁって気持ちです。そうなると脇を固める常守朱、宜野座伸元、六合塚弥生の安定感と安心感が半端ない。この作品は霜月美佳のために作られたといっても過言でもないし、霜月美佳に引き込まれてるので成功っちゃ成功です。ラストシーンは佐倉綾音感全開で大満足でした。
しかし、ここで終わればCよりのBみたいな変な評定にはなりません。まずは悪役がしょぼいし弱い。PSYCHO-PASSシリーズが1期こそ至高でそれ以降はパッとしない要因の1つとしてあるのは槙島聖護の不在。槙島に匹敵するほどの悪役が出てこないのが決定的にキツイ。2期、劇場版はぎり感じませんでしたが今回はめちゃくちゃ感じた。思想も薄っぺらいし何より武力も弱い。色相もばちばちに乱されるしなんというか。。。って感じ。そのせいで結末もめちゃくちゃに弱い。一休さんのトンチみたいなオチ。あんだけ霜月美佳頑張ってたのになんじゃそれって感じ。悪い意味で拍子抜け。そりゃ悪役がしょぼいとそうなるよねって気持ち。
それで最後の狡噛慎也の幻影。これがマジでいらない。伏線は貼ってはいたけどわざわざ必要?1期でフェードアウトさせたのにちょくちょく登場させるのはなぜ?こんなんするぐらいならレギュラーメンバーで残しとけよ。
全然駄作ではないし面白かったけど。。。うーん。まあって感じ。なんか評価するのが難しい映画。。。。。