エンジニアと担当営業の関係性
ここ最近、
SESエンジニアが担当営業を
信頼できないというお声を各所から聞くことが増えました。
なぜこのような事態が起きるのでしょうか。
そしてエンジニアと担当営業の関係性の理想像はどこにあるのでしょうか。
そういったテーマで今回はお届けしたいと思います。
私の経験上、
エンジニアと担当営業の関係を
一番悪化させるであろう要因は
会社の給与形態の仕組みです。
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な状態かと思います。
私が把握している中で一番、
これは良くないだろうなと
強烈な印象を抱いた会社は、
1人のエンジニアにつき
1人の営業が担当し、
その担当営業の歩合分から
エンジニアにいくら払うかどうか
決めるという特殊な給与形態でした。
所属会社の評価ではなく、
営業のさじ加減で決まってしまうのです。
当然、営業はお金にがめつい人もいるので、
エンジニアにうまいこと話して、
歩合分を全て営業が持っていってしまうという
最悪なケースです。
これだと明らかに営業とエンジニアの
上下関係が出来てしまいます。
他にもあらゆる事例があると思いますが、
私が思う当たり前のマナーとして
営業とエンジニアの立場は常に対等であるべきということです。
営業は営業の役割を果たし
エンジニアはエンジニアの役割を
果たすことが重要です。
どちらが上、下ということはありません。
所属会社の役職者が担当することがあれば
それは役職が違いますから上下関係が
できると思いますが、
基本的に立場は平等であるべきです。
では、
エンジニアと営業の役割とはなんでしょうか。
言い出すとキリがないので
最低限守るべき役割として記載します。
エンジニアの主な役割
・現場における業務態度
・欠勤時などでの営業と密な連絡
・現場から直接何か聞かれたとき自分で判断せず営業に連携する
営業の主な役割
・現場の業務内容の把握(面談時とズレがないか)
・ハラスメント対策
・稼働時間のリアルタイム把握
・エンジニアへのキャリアアドバイス
ざっとこんなところでしょうか。
特に太字のところは最低限両者が守るべきマナーとも言えるかと思います。
エンジニアが現場でなにかあれば
営業にクレームが入りますし、
営業が変な案件用意すれば
エンジニアからの信頼がなくなります。
お互いに人として
リスペクトをもって接するという
一周回って人として当たり前のようなことが
エンジニアと営業の関係性には特に求められるでしょう。
エンジニアと営業が憎しみ合うことなく
1人の社会人同士、
当たり前の礼節とマナーをわきまえて接する
それだけで現状は大きく変わるのではないでしょうか。
綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、
だまされたと思って試してみてください。
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