エンジニアの市場単価とは
エンジニアのみなさん、
ご自身の市場単価はご存じでしょうか。
ネット検索で出てくるような
相場感は一切あてにしないでくださいね
正直、
エンジニアの市場単価は
その質問をどの商流に位置する会社に聞くかで変わります。
SES業界の仕組みのご理解を頂いている方には話が早いかもしれませんが、
仮に同じスキル、同じ実務年数、同じ年齢だとしても
下記のような
A社、B社、C社と仮に3社あった場合、
提示する市場単価は異なります。
エンド⇒A社
エンド⇒元請け⇒1次請け⇒B社
エンド⇒元請け⇒1次請け⇒2次請け⇒C社
当然エンドに近ければ近いほど、
予算は潤沢でそもそも還元できる土台が違います。
自分の会社の商流の位置、
という点は、SESのエンジニアとして
常に意識しておくことをおすすめします。
商流の位置を考えたうえで、
自分の適正年収を考えるべきです。
C社の社員なのに、
A社の社員と同じテンションで単価を語られても会社は困るわけです。
それはもうC社を選んだあなたのミスです。
A社に関してですが、
エンドと直接取引できるような会社なので
大手企業のグループ会社や、
大手SIerがほとんどです。
そういった会社に行くには中途採用で
転職活動頑張るしかないですね
商流が浅い=上場企業であることがほとんどです。
いまから上場企業を目指せないという方は、
B社クラスを狙ってみてはいかがでしょうか。
ベンチャーではなく中堅企業で社長が大手企業出身、という会社がだいたいB社のクラスに入ります。
ただそういう会社は
昔ながらの経営スタイルがほとんどで
還元率も高くないので、
そこが不満なら、ベンチャーに該当するC社に行くべきですね。
C社でも社長の経歴が立派であれば、
エンド先と近い商流で契約できることもあります。
C社のようなベンチャーを選ぶ場合は、
社長の経歴が大事ということです。(手前味噌ですが弊社はこれに該当します)
色々語ってしまいましたが、
要は市場単価というものは、
一概にこれと決めることができないということです。
ある環境では80万円でも、
また別の環境では60万円になる可能性があるということです。
総合的に判断して所属会社を決めることをお勧めします。