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Louis Cole - Quality Over Opinion(2022)


Louis Cole - Quality Over Opinion(2022)

Louis Coleの最新作を聴きそびれていた。

今回のアルバムは、過去最多トラックの20曲入りという点からしても、かなり気合の入ったアルバムだと感じた。

20曲入りと言われると大抵、聴くのに気合がいると感じる(今回もそのせいで今更ながらの鑑賞となった)が、今回のアルバムは「アグレッシヴな曲」と「メロウな曲」がほぼ交代交代で配置されているため、緩急がよく、冗長さを全く感じることなく楽しめた。

また今回は、Louis Coleのお家芸的なドラムサウンド・シンセサウンド・超ロマンチックコーダル作曲に加えて、アレンジ/編曲の部分でも繊細さが増したような気がした。(使っている楽器の種類が増えたから?) 気のせいかもしれない。

Louis Coleって音楽に対する理解が深いだけでなく、いろんな楽器の演奏スキルが高いし、アーティストとしての思想・信条もハッキリしている。それ故に、そういった心技体が揃わないとできないような曲作りをしている=めちゃくちゃ美しかっこいい、とよく感じる。今回のアルバムはそれを特に感じた。

アルバム通して好きだが、あえてトラックを一つ選ぶなら16曲目。

気をつけて聴かないと、そのまま天国にいっちゃいそうになるくらいいい。

あと、柳樂さんのLouis Coleのインタビュー記事がよかった。サウンドメイキングの話にも迫っていて。👇

―あの音はどうやったら出せるのでしょう? 秘訣は録音にあるのでしょうか、それともプレイやセッティング?

ルイス:一番はプレイだと思う。どこに音符を置くか、どこで叩くか、とか。バスドラムとシンバルをまったく同時に叩くとか。そういうプレイによる特徴が一番大きいと思う。あと、僕はバスドラムを大きい音で叩くんだけど、それも自分のサウンドに欠かせない要素だと思っている。他には、ドラムのチューニングの仕方とか、ドラムヘッドに何を使っているかとかも関係してくる。その後に、マイクの立て方とミキシングが重要になってくる。

―そのマイキングとミキシングの方法について、説明できたりしますか?

ルイス:いいよ。例えば、

https://rollingstonejapan.com/articles/detail/38614/3/1/1


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