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お子さんの身長の伸びるタイミング把握できてますか?

こんにちは!

本日は、練習強度のコントロールと身長というテーマでお話していきたいと思います!

今回の内容は、育成年代の子供たちを指導する指導者にお伝えしたい内容になっています。


練習と休息のバランス

練習と休息のバランスはしっかりした方がいいよ!というのは、多くの方がなんとなく知っていると思います。

では、実際にどれくらいの練習量と休息のバランスが必要なのか?

これに関してはなかなか理想的なバランスはわかりません。
(知っている方がいらっしゃいましたら教えてほしいです🙇‍♂️)

僕も探り探りやっているような状態なので、理想的なバランスはどれくらいですか?と聞かれると、今見ている子の身体レベルや成長具合に合わせて決めていくしかありません。というのが答えになってきます。

ただ、ある程度の基準がないとなかなか設定も難しいと思います。

僕が3年間育成年代を見てきて感じていることからすると以下のようになります。

・~14歳:練習週4日 休み3日
・15歳~:練習週5日 休み2日

だいたいでまとめるとこのようになるのではないかと思います!

これら2つを分けるのには、いろんな基準を設けて判断する必要がありますが、大きく使う基準として以下の2つです。

●予測身長に到達しているか?
●PHV年齢は過ぎているか?

もっとも大事な指標になるのがこの2つで、身長にフォーカスしています。

以前、別の記事でも書きましたが、大人になってから伸ばせないのが身長です。

※育成年代の子供にとって身長を伸ばすことはスキルを伸ばすこと、一生懸命毎日練習することよりも重要なことになります。

特に重要になるのが、運動強度のコントロールです。

骨は適切な負荷を与えれば成長すると言われていますが、過度な負荷は関節や骨にダメージを与え過ぎてしまうため身長が伸びにくくなると思っています。

もちろん、身長を伸ばす要素は運動強度のコントロールだけではありません。

他にも、栄養や睡眠、遺伝的要素なども大いに関わってきますが、現場としてコントロールできることは練習強度のコントロールになります。

育成年代は、他の年代と大きく異なり、練習させればいい!というわけではなく、身体的に成長できる幅まで成長を促した上で上手くなるように指導することが重要なのです!

ここを指導者さんには十分にご理解いただきたいポイントになります。


予測身長とPHV年齢

少し、話が戻りますが、先ほど基準に使う2つがあるというお話をしました。

予測身長」と「PHV年齢」のことです!

この2つについて馴染みがない指導者さんがほとんどだと思いますので、これからご説明していきます。


予測身長

これは、読んで字のごとくですが、

ある程度のどのくらいまで身長が伸びるのかを推測するために使うのが、この予測身長です!

計算式がいろいろあって、どれが本当に正しいのかはわからないのですが、僕が使っているのはこのサイトのものです!

使うものは1つだけです!

両親の身長これだけです!

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上のリンクを開くとこのように出てきます!

ここに両親の身長を入力すると、お子さんの予測身長がでます!

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正直100%の正確性を持った計算方法などはわからないので、あくまでもこのサイトを使用する時は、正確に細かく知りたい!ってわけではなくだいたい分かればいいという程度なので、それを忘れずにこのサイトを使わせていただきます!

そういう認識であれば簡単にすぐに出るのでオススメです!

ここで、出た予測身長に現在子供たちが届いているのか?いないのか?をしっかり把握することが重要になります。

まだまだ予測身長に届いていないのであれば、運動強度をあげない方がいいですし、届いているのであれば運動強度を上げても問題ないと判断できます。


PHV年齢

PHV年齢は初めて聞く指導者さんが多いのではないかと思います。

Peak Height Velocityの頭文字をとってPHVと言います。

要は、身長がいつ頃伸びるのかを予測するものになります!

PHVを簡単に測定するものとしてこちらのサイトを使っています!

入力する数字はこちらです。

・性別
・生年月日
・実施日
・身長
・座高
・体重

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こちらの図は、上のリンクを開いたら出てくる図になります!

これは、例えばで入力したものになります!

このようにに性別〜体重の順番に入力してもらえたら後は、このサイトが勝手に計算してくれます!

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このように結果が出てきます!

性別 男性
誕生日:2008年09月09日
試験日:2021年09月05日
推定年齢: 12.7歳
身長:167cm
座高: 80 cm
体重:60kg

予想されるAPHV:13.7
予想されるAPHVからの経過年数: -1.0

ピーク時高さ速度年齢(APHV)からの予測年数は,正または負の数値となる。これは,個人がAPHVの前または後にいる年数であり,例えば,成熟度オフセット値が-2年であれば,個人がAPHVの2年前にいることを意味します!


これを見ると、

現在12.7歳でこの子の場合は13.7歳頃から身長が伸び始めるピークが来ることを指しています。

-1.0というのは、現在ピークの1年前にいるということを表しています。

なので

この子の場合
1年後に身長の伸びがピークになるからそのころは運動強度を減らそうという指標にすることができますし、逆にこの年齢を過ぎていればこれ以降急激な身長の伸びは期待できないため、運動強度を上げても問題ないよね!って判断をすることができます!


このように2つの指標を使って身長を伸ばすことにフォーカスしながら運動頻度をあげるのか変えないのかをコントロールすることができます!


まとめ

今回の記事では、『予測身長』と『PHV年齢』をもとに練習と休息のバランスについてお話ししていきました。

何度も書きますが、育成年代の子供たちにとってスキルを頑張って伸ばすよりも自分の体の伸ばせる範囲のマックスまで成長させることが1番重要になります。

●予測身長:どれくらい身長が伸びるかの予測
●PHV年齢:いつ頃身長が伸びるのかの予測

この2つをまず把握することをまず始めてみましょう!

子供たちの成長をサポートしていくのが、育成年代の子供たちに関わる大人の責任だと思います!

何も知らないで成長を促進しようとしてもなかなか厳しいと思いますので僕が知っている情報をこれからも発信していきますので参考にしていただけましたら幸いです!

JBAでも参考になる記事がありますのでこちらも読んで見てください!


今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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