身長は子供だからこそ伸ばせる才能
こんにちは!
本日は、育成年代の子供だからこそ伸ばせる才能についてお話していきたいと思います!
今回の内容は、育成年代を指導する指導者さんに伝えたい内容になっています!
子供だから伸ばせる才能
世の中に才能と呼ばれるものは数多く存在していますが、その中で大人には伸ばせないけど子供ならまだまだ伸ばせるって才能は、あまり大々的に注目されていませんがたくさん存在しています。
その中でスポーツをする育成年代の子供が伸ばせる代表的な才能は、これです!
体を作る才能
この才能は大人になってからはできない、子供だからこそ伸ばせる才能になってきます。
例えば、大人になってから「よし身長を伸ばすぞ!」と息込んだところで、残念ながら身長を伸ばせる期間は過ぎてしまっているため、どんだけ頑張っても伸ばすことはできません。
身長を伸ばせるのは育成年代のこの時期だけなのでこの機会を逃さないようにしないといけません。
体を作る才能
体を作る才能といった感じに大きくまとめてしまうと混乱してしまいますが、大人では伸ばすことができないけど、子供なら伸ばすことができる才能は”身長を伸ばすことができる才能”です。
これ以外の体を作るといった要素である、筋肉や体重などは、大人になってからも伸ばすことはできますが、身長だけは育成年代のこの時期を逃してしまうと取り返しがつかないほど重要な要素になってきます。
具体的に言うと、人間の成長には順番があります。
・神経系の発達
・免疫系の発達
・身体の発達
・生殖器系の発達
このような順番で成長していると言われています。
もちろん別々に成長しているわけではなくて同時に成長はしているのですが、急激に成長するのはこの順番で起きていると言われています。
下の図は、スキャモンの発育曲線と言って、成長はこのように起きていると表してる図になります!
出典:SGS総合栄養学院
このスキャモンの発育曲線からすると、育成年代の子供たちはちょうど身体の発達のピークと合致します。
要するに、体を作るために重要な期間ですよ!と言うことです。
この期間に適切なアプローチをすることができれば、体をうまく作ること(身長を伸ばすこと)ができますが、逆に不適切なアプローチをしてしまうと伸びるべき身長まで伸ばすことができないといった悲しい結末を迎えてしまいます。
適切なアプローチを知り、適切な期間にアプローチをかけることが重要です!
では、体を作る上で不適切な行動とはどんなことがあるのか?
いくつか不適切行動についてリストアップしていきたいと思います。
不適切な行動
・過剰すぎる練習量
・睡眠不足
・栄養不足
・親からのプレッシャー
・親からのストレス
これらは、体を作る上で弊害となるかなり重要な要素になりますので、できる限り避けることが求められてきます。
保護者さんとしてできること
・睡眠不足が起きないように寝る時間をコントロールする
・栄養不足にならないようにしっかり食事を用意する
・余計な期待やストレスをかけないこと
指導者としてできること
・練習量や強度をコントロールすること
指導者として練習をしたい気持ちは理解できるが、育成年代のこの時期は練習よりも体を作ることの方が優先のため、しっかりコントロールしてあげましょう!
まず育成年代の子供たちが優先すべきは、”身体の成長”です!
ここだけは、絶対に曲げてはいけない考えだと思いますので覚えておいてほしいです!
「まだまだ足りない」
「もっと練習してうまくなってほしい」
「もっと頑張って!」
と言った、気持ちもわかりますが、子供たちは大人の期待を答えさせるためにスポーツをやっているわけではないので大人がしっかり冷静になって、今の時期に何が必要なのか?これはどうなのか?と考えて、やらせる時とコントロールする時を調整してもらえたら、もっと子供たちがしっかり自分の体と向き合いながらスポーツをすることができるようになると思っています。
それは、長期的にみてカテゴリーが上がっていく際に必ず大きな力に変えることができる内容になりますので、どうか焦らずにコントロールしてもらえたら幸いです!
まとめ
大人になってからは伸ばすことできないけど、育成年代の子供なら伸ばせる才能の代表は『身長を伸ばすことができる才能』です!
ただ、阻害する要因も存在します。
・過剰すぎる練習量
・睡眠不足
・栄養不足
・親からのプレッシャー
・親からのストレス
これらを避けつつ、子供たちの成長を後押しできたら幸いです!!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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