言い訳は子供の成長を阻害してしまう。
こんにちは!
本日は失敗を恐れている子供たちが自分を守るために使ってしまう『言い訳』が、後々の成長に悪影響を与えてしまうので、なるべく早いタイミングで止めさせた方が良いという内容で書いていきたいと思います!
今回の内容は、保護者さんはもちろん指導者さんにもご理解いただきたい内容になっています。
育成年代のトレーナーをしていて、最近すごく感じるのが失敗をしてしまった時やわからないことに直面した際に、”失敗した”や”わからない”ということを隠して現状を受け入れずに言い訳をして逃げようとする子が多いことが気になっています。
もちろん、認めたくない気持ちもわかりますが、その言い訳が後々成長を阻害してしまう可能性が高いのでなるべく早いタイミングでやめた方がいいです。
その成長を阻害してしまうことについて書きますので、育成年代のお子さんをお持ちの保護者さんには参考にしていただき、言い訳をしないで自分を受け入れる子供になれるようにサポートしていただけましたら幸いです!
では、本題に入っていきます。
言い訳をしてしまう心理
そもそも言い訳とは何?
なんとなく言い訳について理解はありますが、それぞれあやふやな部分があると思いますのでしっかりとした共通理解を深めるためにも定義を示しておきます。
言い訳とは「自分の言動を正当化する為に事情を説明すること」で自分のミスを認めず、他に責任転嫁するなどして責任逃れをする為に用いる方法になります。
自分は責任を負いたくないから逃げるという意味になります。
言い訳に関しては、子供に限らず大人でもする人がいるので子供に対してだけ言うのは違う気もしますが、大人は自分たちでなんとかしてください!
僕は、何も理解できずに言い訳をしてしまっている子供たちになるべく早くやめた方がいいと伝えたいです!
なぜかというと
子供のうちから自分の責任から逃げてしまうとそれからずっと、自分の責任から逃げてしまう人生になりかねないのでよくないと思っているからです。
特に、スポーツをしている子供たちは、スポーツをしている中でその責任について学ぶことができるのです。
個人スポーツ、団体スポーツといろんなカテゴリーが存在するので、特定のスポーツに限らずどんなスポーツでもいいのですが、何かしらの責任を負うことになります。
・個人スポーツ:自分が成すべきことに、向かって自分から何事も行動していかないといけない責任がかかります。
・団体スポーツ:みんなで1つのことを成し遂げるために動くので、達成するために割り振られた役割を全うする責任がかかります。
この責任から逃げてしまうと、何も成し遂げることはできなくなってしまいます。
なので、
子供のうちから全ての責任から逃げるのではなく、小さな責任でもいいので受けるべきだと思います。
それが、責任を持って行動できて、意味をもった行動をできる子供に育つことができると思っているからです。
次に言い訳をすることとと成長について書いていきたいと思います。
言い訳と成長阻害
先ほども書きましたが
言い訳をするということは『自分の責任から逃げる行為のこと』で、それを続けることによって責任を持つことができない子供になってしまいます。
では、子供が持つべき責任とは何か?
というと、『学び、成長していく』という責任です。
何かにチャレンジして頑張る→頑張ったけどうまくいかなかった→どうしたらうまくいくのか改善する。
成長の必要なのは、結局のところ『ミスの回数』と『改善スピード』にあると思っています。
要は、ミスをたくさんしても秒速で改善することでしか、成長することができないということです!
なので、言い訳をしてしまうと学ぶことも成長することもできなくなってしまいます。
特に以下のようなことを言っている、思っている子供はすでに注意が必要です。
・何回も何回も同じミスをしてしまう。
・まだ本気を出してないからと言っている。
・これから頑張ると言っている。
こんなことを言っていたりしている子供はすでに言い訳をしてしまい、何も改善することができない傾向に入ってしまっているかもしれません。
成長したければ、言い訳をせずにまずはしっかり自分を受け入れることが必要です!
言い訳ではなく改善スピードを上げる
ここからは、言い訳をせずにどのようにすればいいのか?について書いていきます。
先ほども言いましたが、成長の必要なのは以下の2つです。
・ミスの回数
・改善スピード
ミスをたくさんして秒速で改善すること!
言い訳をする傾向に入ってしまっている子供は、挑戦をしなくなるのでミスの回数も減り、ミスが減るので改善することがなくなります。
これは、一見するとミスをしていないので、できるようになっているように見えますが、総合的に見ると何もできないことには変わりありません。
だからと言って、いきなりたくさん挑戦しよう!と言っても何も変わりません。
とりあえず、できることとして目の前にあるできないことを1つだけ選んでもらい、少しだけやり方を変えて試してみることから始めましょう!
できない!という気持ちではなく
とりあえず何かやってみるかって気持ちに変化することを目指しましょう!
まとめ
言い訳をしてしまうとその瞬間は楽になりますが、自分の成長を阻害してしまうため後々自分を苦しめることになってしまいます。
なので、大切なのは『できない!、これから頑張る』という逃げの気持ちではなく、とりあえずやってみるかという何かを改善するために行動しようとする前向きの気持ちです!
なかなか子供たちが言い訳してしまっていると何を言っても聞かないと言った難しい状態になりやすいですが、言い訳は子供たちの成長を阻害してしまうので、根気強く向き合っていくことが大切になりますので、宜しくお願いします!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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