新作BF雑感
皆さん初めまして!Kカップむね肉と申します。
ほんの少し前にアカウント登録を済ませましたところでございますが、本日このまま何も投稿しないままでは後々あまりよくないかも?と思った次第。ということで日記のように何かしら書いてみようかなと。
記念すべき……記念すべき?初回ということでそこそこ話題性のあるものについての雑感をば。
それでは参りましょう。
はじめに
今回の記事は過去作や他のFPSタイトルにあまり詳しくない方にあまり配慮しておりませんので悪しからず。
BATTLEFIELD2042について
先日、11月19日に発売されましたBFシリーズ最新作、「BATTLEFELD2042」(以下BF2042)。
ゲームそのものの概要につきましては本記事では割愛させていただきますが、本作はゲーマーなら誰もが知っているようなシリーズ物のビッグタイトルであるにもかかわらず、多くの問題を抱えていることで話題となっています。
Twitter等で検索していただければ容易にその全体像をつかむことができる(あまりにもバグ等の報告が多いため)のですが、こういった否定的な情報というものはやはり目につきやすいものでもあります。
そこで今回は先行アクセス含めちまちまプレイしているものの、ヘビーユーザーとまではいかない私の個人的な感想をお届けしたいと思います。
本作の特徴
BF2042最大の特徴はなんと言っても64 vs 64の大規模戦闘であり、また、ハチャメチャともいえる兵士や兵器の限界挙動による戦場風お祭りゲームである点です。
前作BFVでは昨今のe-sportsブームにあやかろうとしたかのような調整が多かったですが、今作はBF3寄りのBF4といった感じでしょうか。拡散値等の復活により、撃ち合いは随分とBATTLEFIELDらしい仕上がりとなっています。
現代戦らしく強力な兵器も多数登場するため、歩兵は蹂躙される運命にあると言っていいでしょう。まさしくBF。
本作の評価点
物議を醸している今作ですが、評価できる点も数多く存在しています。
まず第一にやりたいことをやりたいだけできる。という点です。
一生兵器に乗り続けるもよし、スナイパーでチクチクし続けるもよし、突撃かましたり、敵ビークルを破壊し続けたりするのもよし。もちろん普通に歩兵として、普通のFPSとして遊び続けることも可能です。
ただでさえ前作までよりもフィールドに存在するプレイヤーが多いのですから、馬鹿正直に勝とうとする必要はありません。縛りプレイでも何でも、限られた方法の中から自由に遊び方を見つければいいのです。
当然、これらの様々な思惑が交錯し、突飛な横やりを食らってしまうことは多々ありますが、基本的に敵に嫌がらせをして一人モニターの前でニヤニヤするのが醍醐味。と言ってもいいでしょう。
これらを受け入れず真っ当にこのゲームをうまくなろうとする人々は地獄を見ることになると思いますが、それはまあ、その……がんばってね?
二つ目は、...…ふ、二つ目……ふた、つめ……?うーん、やっぱりこのゲーム評価できる点ってあんまりないんじゃないかなぁ。ごめんね嘘松、数多くなんて存在しないよいい点なんて。
本作の問題点
本作は既にたくさんのネガティブな意見が寄せられていることでTwitterトレンドにも上がってしまった問題作ですが、最適化不足等に関しては開発の遅れによるものと推測されますので、本記事では割愛させていただきます。
と、いうわけにもいかねぇよな?
本作最大の問題点はなんと言っても進行不能バグでしょう。
簡単に説明すると、このゲーム、ダウン時に蘇生可能時間のカウントダウンが入るのですが、この進行不能バグに遭遇するとそこに0と表示され蘇生もできず、リスポーンすることもできず、ゲームを再起動する必要があります。
アタッチメントやロードアウト周りのバグは毎回恒例(毎回同じようなバグが存在しているアホみたいな状況はともかく)ですが、この進行不能バグ、非常に再現性が高い。私も何度か遭遇しています。
ゲーム開発の詳しい過程を知っているわけではないので滅多なことは言えませんが、これほど多くの報告が寄せられるバグですから、テストプレイしても気が付いていない。ということは流石にないと思いたい。
本来であれば真っ先に修正されるべきであろうバグですが、先行プレイ期間が終了して正式リリースされた11月23日現在、依然存在し続けています。
なんだかんだ買ってくれているユーザーを舐めているとしか思えない所業であることは言うまでもないでしょう。
とまあここまではネットでちょちょっと検索していけば多く目につく情報だと思われます。では実際にプレイしてみるとどうなのか?というのはこの次から触れていきましょう。
雑感
ようやっと本題に入れますね。ここからは好かれ悪しかれ私個人の感想となります。
さて、問題しか存在していない今作でございますが、わたくしの所感としましては「まあ、全然遊べるんじゃない?」といったところでしょうか。
バグや最適化は確かに問題ですが、さすがに時間が解決してくれると思いますし、今現在の私の環境(Ryzen5 2600 & GTX1060 6gbかつ解像度ガン下げ)で32時間ほどプレイしても、ただ漫然とプレイするだけならば問題を感じずに遊ぶことは可能です。
幸い(?)変なバグにあまり遭遇していないというのもあるかもしれませんが、武器開放やアタッチメント解放など、歩兵専でもやることは山のように存在しますので、買って損したという気持ちにはなっておりません。
またこの手のゲームすべてに言えることなのですが、テンションの上げ下げが激しくないというメリットがあります。
ApexやVALORANT等、明確に敵を打ち倒すオンラインゲームではどうしても、納得のいかない部分や協力してくれない味方、突如現れて蹂躙してくるスマーフ、バッドマナー等々多くの盛り下げポイント。逆に謎の連帯感や自身のプレイがうまくいったとき、味方とうまく合わせて勝ったときなど気分が高揚する瞬間が存在します。
BFにもそれらが存在していないわけではありませんが、片チーム64人のこのゲーム、正直敵も味方も大して気になりません。
PvPでありながらPvEに近い感覚と言えばいいのでしょうか? 基本的にやられたときは事故だし、やったときは私の実力ですって思っていれば、悪態をつきながらも根っこの部分は穏やかでいられます。
大人数戦闘が良くも悪くも大味に、ゲーム体験をうす~くしてくれているので、テンションの振れ幅は小さく、ずっとぬるま湯に浸っている感触でいられます。
こういった心持でないと続けられないゲームというのもなんだか変な話ではございますが、皆さん、このゲームはどこまでいってもお祭りゲーであることを忘れずに。
しかしですね、このようにBFを楽しんでいる私でも、いやこれはアカンやろ……という仕様がございます。
それは目標地点・旗におけるリスポーンの仕様です。
前作では少なくとも、旗を責められている場合はなるべく敵がいない方向・位置でリスポーンしていたと記憶しています(もちろん相手側の人数が多すぎてどうしようもないときもあった)が、今作では絶対設定間違えてるでしょこれ……と言わざるを得ないクソリスポーンを連発します。
というか、わざわざ敵がいる場所に生み出されます。
目標地点内で北側から敵が侵入していれば北側に湧いていきます。検証していないので正しい情報ではありませんが、体感として敵味方が交戦している拠点でリスポーンすると碌な目に合わないのが今作です。
これこそが今現在私がプレイしている中での最大のストレス要素です。前線で戦おうとすればするほど、敵と交戦しようとすればするほど、まともに交戦させてもらえず死にます。
しかもマップがだだっ広いせいで隣の旗で湧いてもすぐには戦えません。やっぱりスナイパーライフルかついでシコシコするしかない……!!
総評
今現在、BF2042を快適に遊ぶためにはユーザー側が工夫して、妥協していかなければならないという、おおよそ歪んだ形を取らざるを得ない状況にあります。この点ではやはりユーザーは舐められていると言っていいでしょう。
武器や兵器のバランスは、お祭りゲーとしてみるならば問題はない(C5ドローンを除く)でしょうが、それらが快適にならないような設定(増えた人数を加味しても謎の広すぎるマップやクソリスポーン)によってゲームバランスを壊している面も散見されます。せめてもっと車を配置してほしい。
しかしながら、結局のところいつものBFであることには変わりなく(バグ回りもいつも通りだが……)、むしろ大人数対戦により、以前よりも自己中心的な立ち回りが許容される環境になったとも見ることができます。
これだけ人数がいればほぼ全員が芋砂になってしまうなんてことはまずありえませんからね!...…ない、よね?
BFVの時も仲間内で同じようなことを言っていましたが、以上のことから今作も、致命的なバグが直れば暇つぶし適性の高いゲームだといえるでしょう。