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臨床心理士指定大学院・公認心理師養成大学院受験専門塾 京都コムニタスです

はじめまして。
臨床心理士指定大学院・公認心理師養成大学院受験専門塾 京都コムニタス
塾長の井上です。
マイベストプロ京都という媒体でもコラムを書いています。

これからこちらでも私(井上)をはじめとして、京都コムニタスのスタッフ
も記事を書いていきます。とくに「臨床心理士や公認心理師になりたい」
「心理系大学院に行きたい」と考えておられる方々や、
大学院の先生方にお届けする情報を書いていきたいと考えています。

私どもは、これまで20年、大学院受験や編入受験を手がけ、300人超の臨床心理士や公認心理師を輩出してきました。
昨年、創立20年の記念事業として書籍を出版しました。
『心理職大全』といいます。

京都コムニタスは、これまで、心理系大学院受験で実績をあげてきました。
2018年からは、第1回公認心理師試験に向けた模擬試験と対策講座を、
まだ世に前例がない中で送り出し、「ファーストペンギン」と
呼ばれることもしばしばでした。
おかげ様で、模試は全国規模となり、トータルで1万人以上の方々に
受験していただきました。
私自身は、実は仏教学が専門で博士の学位も仏教学でとりました。
今も大学で仏教学の講義を担当しています。

しかし、自分たちの講座の正しさを証明しないといけませんので、
自分で公認心理師試験を受け、合格し、今は公認心理師を(も)
名乗っています。

自分が公認心理師になってみて、また20年大学院受験で塾生を
心理士養成の大学院に学生を送ってきて、何度も考えたのは、
そもそも私が京都コムニタスを作った理由です。
私は仏教学の出です。だいたい想像していただけると思いますが、
仏教学の大学院を出て食べていけるというイメージは・・・・
まずわいてきませんよね。
この日本という国は、大学入試には人生のリソースのかなりの
割合をさきますが、それより先、つまり大学入学後の勉強となると・・
大学に入ってまで勉強したくない、とまで言う人は少なくありません。

だから、日本の大学生は大学院への進学率が諸外国に比べて
とても低く、学校基本統計を見ても、文系は10%に満たない数字です。
理由はまたどこかでお話したいと思いますが、その一つに
「食べていけるイメージがない」
ということはあると思います。
かなり昔、20世紀末、私が大学院に進学する時、周囲は完全に
「変わり者」という目で見ていました。
それは今もあまり変わっていないようです。

実際に大学院に行くと、私自身はとても多くのことを学べました。
仏教学という学問はもとより、生きていく術も学べました。
そもそも経済も経営も仏教用語ですし、当然と言えば当然です。

しかし、当時の大学の先生も
「大学院に行っても食べていけないよ」
と言っていました。

私の願いはシンプルです。
どの人も大学院に行って、食べていけるようになることです。
それには、臨床心理士指定大学院は、私に一筋の光明を与えてくれました。
(仏教学に比べてかもしれませんが)、臨床心理士や、
国家資格の公認心理師は、基本的に大学院を出てから取る資格です。
ネットではよくこの資格も「食べていけない」という言説が飛び交います。

そこで、私たちは、70校の大学の先生にインタビューをさせて頂きました。
そこで得た回答は「心理職は食べていける」という結論に達しました。
それで生まれたのが『心理職大全』です。

京都コムニタスは、心理系大学院受験対策、公認心理師試験対策を
中心に育成をしてきましたが、これからは、もう一歩踏み込んで、
心理職が食べていけるようになるように、道筋を切り拓きたいと
考えています。
是非、多くの人とつながり、心理職者になれば、将来は安心と言える
状況を作っていく活動を一緒にできればと願っています。