忙しいから英語ができない？

「忙しいから時間が取れなくて英語ができない」とおっしゃる方が非常に多いのですが、これは実は工夫さえすれば、案外英語の時間も設けることができます。ただ、本当に忙しすぎる方、例えばお仕事が毎日朝から深夜まで続き、休みもなく休日出勤をされる方に対しては、無理はしないようにしてください。コーチングスクールによっては「睡眠時間を削ってください」とアドバイスをするところもあるようですが、英語を勉強するにあたって睡眠による休息は重要です。脳をしっかり休ませる必要もあるので、睡眠時間だけは削らないようにしましょう。

優先順位を見直す

まずは優先順位を見直しましょう！「英語の勉強はしないといけないんだけど、あれもこれもしないといけない」方。実は「英語の勉強はしないといけない」と思いつつも、英語の優先順位が低い可能性があります。お仕事、お仕事に役立ちそうな勉強、友達との食事、飲み会、買い物、趣味活動、テレビやスマホを見る時間を無意識に優先して、英語を一番最後に回している可能性が高いのです。

本当に英語を勉強する必要がある、英語を話せるようになりたいと思うならば、時間は見つけられるはずなのです。本当に英語を勉強したいのか？実は勉強を避けるために無意識に言い訳を探そうとしているのではないか？とじっくり自分自身と正直に向き合ってみてください。もし英語を本当にしたいという想いがある場合は、普段の生活を見直してみましょう！

スマホでSNSをチェックする代わりに単語を10個確認してみる、本当に必要な飲み会だけに絞って、その分英語のレッスンを取ってみる、買い物の時間も効率よく取ることで英語の時間を見つける、など。自分の中での優先順位、これだけは絶対というところを見直し、本当に英語をする必要があれば、それ以外の部分の時間を見直していきましょう！

すきま時間、ながら時間を見つける

優先順位を見直した後は、まとまった学習時間以外の部分で、すきま時間、ながら時間を活用していきましょう！例えば、通勤の時間、移動の時間、トイレの時間、お風呂の時間、食事を準備する時間、家事の時間なども、実は英語を勉強できる時間です。「英語の勉強＝座って本を開いて集中しないといけない時間」と思うとなかなか勉強の時間が取れないですが、英語はいつも座学でする必要はありません。英語を聞くこと自体が、英語の勉強になるのです。スマホさえあればどこでもいつでも英語は聞けるのです。

通勤、移動、家事の時に英語を流しながらシャドーイングをする、トイレやお風呂の時間に単語を確認する、口頭で英作文をしてみるなど、すきま時間を見つけることで、英語の時間を確保していきましょう！

学習の仕方を工夫する

上記のすきま時間の活用とも重なりますが、忙しい時でもいつでもどこでもできるように学習の仕方を工夫していきましょう！シャドーイングはスマホさえあればどこでもできますし、本を持ち歩いたり開くのが難しい場合は、その日勉強する部分だけを携帯の写真に撮ったり、待ち受け画面にすることですぐに確認するようにしましょう！

私が実際によくしていたことは、いつでもどこでも瞬間英作文です。これは本当にどこでもいつでもできます。どういうことかというと、目に入ってきたもの、今考えたことをとっさに英語に直してみることです。歩きながら見えたものを英語にする（TOEIC PART 1のような感じです）、お仕事中にやっている内容を英語で考えてみる、テレビやスマホで見たことを英語にしてみたり、英語で意見を言ってみる、寝る前にその日を英語で振り返ってみる、など、英語にしてみましょう！瞬発力がつき、自分がわからない単語にも気づくことができます。

少し工夫をすれば、「忙しくて英語の勉強ができない」ではなく、「忙しくても英語の勉強を頑張っている」に変えることができるのです。

それでも自分の力だけだと甘えが出てしまう、うまく工夫ができない方は、思い切って英語コーチングのサービスを利用するのもありです。お仕事も家庭のことも英語も頑張る素敵な自分になるために、まずは一歩踏み出してみましょう！