正反対な夫の話
私の夫は私と全く正反対だ。
それは結婚した当初からずっと。
8年前
生まれ育った九州から
なんのゆかりもない関東へ出てきて
結婚、出産をした私。
子育てについて相談できる人もおらず
子どもに風邪の症状が出れば
乳児を抱えてすぐに病院へ飛んでいった。
少しでも体調を崩さないように
親は自己管理するべきだ
と考えていたので
夫が調子が悪い時は
すぐに薬を飲むように勧めていたし
体調が悪いまま放置しないでくれ
とすら思っていた。
いわゆる彼は
「薬を飲むとなんかよくわからんけど 体の抵抗力が下がる」
と考えている人だった。
そんな彼のことを私は
「わけ分からしてんこと言ってるな、 そんなわけないやん」
と思っていたのでした。
この考えの違いはどこから来るの?
考えてみると
義母はお料理が得意。
おでんを前日の夜から昆布出汁から 用意するタイプ。
もちろん味の素なんて家にない。
結婚した当初はあまり料理をしていなかった私なので
とても勉強になったし、 おかげで炊事が好きになった。
対する我が家
母は料理は家事の一環で
とりわけ好きでも無かったように思う。
両親ともに熊本出身で
添加物たっぷりの甘い醤油も使ってきた。
(これに気づいてからは辞めているが それはだいぶ先の話)
家事の中では裁縫が得意だったので
私たち姉妹は、小さい頃はよくお揃いのワンピースを着ていた。
いま考えると何某かの本能的な防御?
食事と体のセンサーは直結しているように思う。
きちんとした食事を摂っていたことで
そのセンサーが曇らずにきちんと働くことで
《なんとなく体に良くない気がすること》
を選んでいないのではないか。
今回も彼はその直感で
例のお注射の接種もしていない。
もちろん自分で情報を集めて判断したわけではない。
この判断をするのに
夫婦の話し合いも特に無し。
私が打つと言ったとしても
多分 夫は止めなかっただろう。
夫を見て思うのは
子どもたちのそのセンサーを
少しでも邪魔することなく
そのままにしていてあげたいということ。
日々の食事や生活の中で
体の働きを滞らせてしまうものは
極力避けることはやっぱりマストだ。
時間がないと口にしがちだけれど
これについて知る時間は
子育てをしている私達だからこそ
優先的に取っていく必要があるなと感じるのでした。
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私が体の勉強を始めてからは
なんとなく夫に考えをシェアするようになって
なんとなく押しつけるような感じになることも
過去にあったが
今考えると
彼からすると
こないだまでそんなこと言ってなかったじゃないか!
というような変化だっただろうなぁ笑
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