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【犬に気持ちを伝える時】



犬の問題行動で
ご相談をいただく時

飼い主さんは本当に
困っておられて

悲しそうなお顔をしておられます。

そこで
色々なお話を伺っていると
心が軽くなってきたと言われ

だんだん表情が
明るくなってこられるのが
わかります。

そして最後には
笑顔になってきた時

犬たちの表情も
変わってくるのです。

飼い主さんの気持ちの中には
問題行動しか見えていないので

その犬たちの表情すら
見てあげることができなくなっています。

飼い主さんに笑顔が見えた時
そこで犬の顔を見てもらうと

いつもの顔と違うことに気づいてもらえます。



心が美しい状態にある時は
周りの人たちやもちろん犬たちにも

伝えたいことがちゃんと伝わる状態になりますが

心が苦しい時は
伝えたいことも苦しいことが多く
伝え方も苦しくなり

相手はそんな苦しいことを
受け止めたくないので

受取拒否をされてしまっている。

そんな感じです。

例えば
犬たちが自分たちの思うようにならない時
イライラしたり苦しくなったり
そんな状態では伝えたいことは伝わらない。


犬たちが思うようにならない時には
イライラしたり苦しくなるのはなぜなのか。

と一呼吸おいて考えてみます。

例えば吠える。
吠えることで
・ご近所に迷惑になる
・苦情が出たらどうしよう
・うるさくてたまらない

これは人間サイドの都合であって
犬たちにしたら関係ないこと。

なぜ吠えるのか理解してあげないまま
それをやめさせようとすればするほど

犬たちは吠え続けます。

犬たちがなぜ吠えなければならないのか

吠えている最中にそれを考えるのは
難しいことですし
その最中に何かを伝えようとしても

こちらの気持ちもイライラしているので
伝わるものも伝わりません。

なので

吠えていないお互いが冷静な時に

吠えてしまう状況を
・次回からは作らないようにする。
・何が原因なのかを掘り下げてみる。


私もそうでしたが
それがわかったら苦労しないし
それがわからないから
イライラするのもよくわかります。

でも、そこに気づいてあげることができたら
犬たちは確実に変わります。


「いつも人の顔を見ながら
食糞したり
ものを壊したりするんです。
何度言い聞かせても
何しても
まるでわざと私に対して
嫌がらせのようにするんです。」

とある飼い主さんから
ご相談いただいたことがありました。

「その子には、飼い主さんの顔が
どんな風に見えているんでしょうね。

その子を見るときの
ご自分の顔。

どんな顔か想像したことありますか?」

とお聞きしたら、一言

「私がどんな顔なのか知りません」

それ以来
ご連絡いただけませんでした。

犬は人を見ています。

どんな顔で自分に接してくれているか
どんな些細なことでも
できたことを褒めてももらえず

できないことばかりを見ては
いつもイライラされていたら

犬はどんな気持ちになるでしょうか・・・。

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🌈 犬の個性尊重: トレーニングではないアプローチで愛情ある関係築きます

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犬の問題行動を正すのではなく
飼い主さんと犬とが穏やかにしあわせに暮らすための
新しい形のサポートをさせていただいています。

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