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rakugo1000 (10):春風亭㐂いち「かんしゃく」

概要
実業家の旦那さん。外では愛想がいいながら、家に帰ると常に小言ばかりで、やたらと癇癪を起こす人。掃除が行き届いていないこと、庭の打ち水がダメなこと、、、ちょっとでも気に入らないことをみつけて怒鳴り散らし、家のものはみな辟易。たまりかねて、実家に帰ってしまう奥さんの、その後の行動が時代感を表してるなぁ…w
とっても男尊女卑な時代だった明治時代にできた新作落語で、劇作家、益田 太郎冠者氏が書いた作品。ちなみに、「宗論」「堪忍袋」もこの人の作品。
んー、、、新作落語に入るのかな…。私の定義ではやっぱり古典かなぁ…。㐂いちさんの怒鳴り散らしっぷりが凄まじい。

今日聴いた噺
19/07/22 日本演芸若手研精会
三遊亭歌つを 新聞記事
春風亭正太郎 幇間腹
桂宮治 お菊の皿
柳家小もん 三人旅
柳亭市楽 たがや
春風亭㐂いち かんしゃく

プチメモ
古典系の二つ目さんではカラッと明るく楽しい噺をしてくれるので好きな正太郎さん、宮治さんお目当てにふらりと来てみた会。
正太郎さんの若旦那っぷりは板につきすぎだしw、宮治さんは「芸協は色物!」宣言しつつの、お菊ちゃんが可愛くなくて最後には相撲取りみたいな爆笑「お菊の皿」。
小もんさんの直前とのギャップがすごすぎたけど、市楽さんは爽やかかつ、楽しく聴けてトリ㐂いちさんにバトンを。正直、まだ二つ目上がりたてだしなぁ、と油断してたら、めっちゃ面白かった!㐂いちさんは少し注目して聴いていきたい人。

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