天気の言い伝えを信じてみる
最近、特にここ1,2か月は不安定な天気に悩まされる日々が続いています。
スマホのアプリや天気予報を見ても、幾度となく外れたり不意のうちに予報が変わっていたりすることもあるので出かけるときは折り畳み傘が手放せません。
特に困っているのは洗濯物干しです。一日中雨が降らない日を見極めるのが本当に難しく、晴れの予報でも降水確率がわずかでもあるとにわか雨の可能性があるので油断できません。
一か八かで干して出かけて、帰ってきたらにわか雨にやられた洗濯物に対面する事もありました。
天気予報はある程度は正確でしょうし、洗濯物も無事に干せているときがほとんどです。それでも、たった一度の失敗がどうしても心の中に残ってしまうというのが人間の心情。
天気予報も大まかな地域の予報を算出するものであるため、「今」「私のいるところ」をピンポイントに予測してくれているわけではないでしょう。
そこで私は、昔からの言い伝えに頼ることにしました。
「つばめが低く飛んだら雨」や「夕焼けの次の日は晴れ」など、天気に関する言い伝えは数多く存在します。与太話や現代では通じないものも多くあるでしょう。つばめを今住んでいる地域で見たことはありませんし。
ですが、案外言い伝えというものは正確に事象を言い当てているもので、中には百発百中といっていいものもあります。
言い伝えのいいところは、ほとんどが自分で観測する点だと思います。鳥や虫の行動にしろ、空模様の動きにしろ、自分が今いる地点で自分の感覚で知るからこそ天気の動きを察知できるというのが素晴らしいです。
これに現代科学の粋を集めた天気予報を組み合わせることで、洗濯物を無残に濡らしてしまうことは無くなるでしょう。
マクロの視点を持つ天気予報と、ミクロの視点を持つ言い伝え。
技術に頼りすぎるのもよくないなと思わせる最近の空模様でした。
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