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パンクロックはいつも優しい
1970年代、80年代はロックは不良の音楽と言われていたらしいです。
私は43才なのでリアルタイムな世代ではありません。
そんな中、1985年に不良の音楽を、普通のその他大勢の中学生にも分かるようにパンクロックの伝道師みたいなバンドが現れました。
THE BLUE HEARTSです。
恐らく今のヤング達も、バンド名は知らなくても楽曲はCM等で耳にしたことがあると思います。
それまでのパンクバンドは、いわゆるクレイジーさを売りにした過激なバンドが多かったみたいです。
額をカミソリで切ったり、生きたままのニワトリやシマヘビを食いちぎったり、観客に豚の臓物や汚物、爆竹などを投げこんだりするバンドもいたそうです。
そんな中、BLUE HEARTSは一人称を「僕」にして「がんばれ!」とまっすぐにただまっすぐに歌った。
青春のあまずっぱさが閉じ込められた「ラブレター」、パンクロックど真ん中の「チェリノブイリ」、「ハンマー」、「1985」などを生み出した。ポップだけどパンクロックの精神はたしかにそこにありました。
同時期に活躍していたJUN SKY WALKER(S)もパンクロックでありながらポップでキャッチーなメロディーが受け、女性にも受け入れられたバンドです。
90年代後半、2000年代初頭に掛けて上記のバンド達のDNAを受け継いだバンドたちが現れ再びバンドムーブメントを起こして行きます。