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デザイナーが情報収集するときにハマりがちな課題について考えてみた 編

この記事は、2018年5月8日にクラウドワークスデザイナーブログで執筆した記事です。

こんにちは!UIデザイナーの小林です。

みなさん、デザインに関する情報のインプットはどのように行ってますか?

デザイナー5ヶ月目を迎え、「デザイナーになるぞ!」と決意したときのことを振り返ると、情報収集の難しさを感じていたことを思い出しました。そこで、今回は私が感じていた課題をもとに、デザイナーの情報収集やインプットについて考えてみました。

1. 情報収集するときの課題

1-1. 知っている言葉からの関連性でしか調べられない
インクルーシブデザインという言葉を聞いたことがありますか?知っている人はあなたの周りにこれに関連する話題や活動があり、反対に知らない人はそれを知っている人が集まる環境にいないということだと思います。

私たちは何かを調べるとき、自分の知っている知識に基づいて行動します。そのため、意識しない限りは、自分が知っていることから関連づけられる範囲の情報しか集めることができないと思っています。すると、得られる情報が「自分のいる環境」で知ることができる偏った情報になりがちで、自分でも気づかないうちに限られた狭い範囲に閉じてしまいがちです。

1-2. デザインと一言でいっても、情報の種類や切り口を知らないと調べられない
1-1と対照的ですが、デザインとはいってもUIやUX、グラフィックなど多様で、その中にもさらにいろいろな考え方や情報が溢れていると思います。デザインへのモチベーションが高いほど、はじめは溢れ出す情報を取捨選択せずに全身全霊で受け止めてしまいます。すると断片的な情報や浅い部分だけをインプットしていて、情報のつまみ食い状態になったりしませんか?

つまみ食いは、たくさんのキーワードを自分の中に貯めることができるので悪いことではないです!ただ、それだけだと頭でっかちになるだけなので、そこから自分が興味があったり楽しめたりするものをちょっとでも深くインプットしてみることが大切だと思います。

2. どうやって解決してるの?

2-1. 自分が知らないことを知る工夫をする
自分がまだ知らない分野の情報収集をする工夫をしてみることが大切なのかなと思います。たとえば、社外のデザイナーと交流してみたり、普段見る媒体を増やしてみたり。

私は特定のことに集中してしまうタイプでどんどん限られた情報しか見なくなってしまうため、情報収集のためにtwitterを始めてデザイナーさんの繋がりを増やして情報交換してみたり、デザインイベントにできる限り参加してみるようにする、などできることから始めています。

2-2. 気になったものはとことん深掘りする
勉強とかインプットは楽しくないと続きません。学生の頃に使い道がわからず嫌だった勉強も、仕事や生活で使える、たのしいと思えると吸収力も倍増です!なので、溢れる情報すべてではなくて、自分が楽しめるものから情報を集めてみてください。

また、今回このブログを見てくれた人にも何か新しい発見があったらいいな、と思い、弊社デザイナーが最近注目して情報を集めているキーワードをまとめてみました!

3. クラウドワークスのデザイナーが気になるデザインワードは?

この中で聞いたことない言葉や説明できない言葉はありますか?

・Google Material Design
・デザインプロセス
・スクラム
・リアルデザイニング
・デザインシステム
・デザインガイドライン
・ デザイン組織
・インタラクションツール
・ユーザビリティ
・アクセシビリティ
・インクルーシブデザイン

もし聞いたことない言葉や説明できそうにない言葉、言葉は知っているけどそれについて考えたこともない言葉であれば、あなたが新しいことを知るチャンスだと思います。ここではそれぞれについての説明は省略しますが、もし知らないことや気になることがあったら、調べてみてください!

さいごに

一人で情報収集したりインプットしたりする方法をブログでは考えてきましたが、クラウドワークスではデザイナー読書会や勉強会を定期的に実施しており、チームとしてテーマを決めて継続的にインプットする機会を作っています。

さらに個人でも積極的にデザインイベントに参加したり、話題のデザインツールを試してみたりと、新しいことへの好奇心やデザインの学習意欲が強いデザイナーばかりです!


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