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社会人1年目の失敗

今日は、社会人になってからの失敗談をします。

お恥ずかしい話ではありますが、
失敗談の数でいくと本を出せるほどあると思うので、
私がしっかり活躍して
完璧な営業マンになった時に本出します。

これは、1年目の4月の話です。

私は、大学の頃から「変わってる」と言われることを
目標にやってきた節があるので、
社会人の常識なんか1つも持ち合わせていませんでした。

強いて挙げるなら、
ビールを注ぐ時に両手で注ぐ、くらいです。

そんな、全然常識のない私が、
新人営業として先輩のアポに同行させていただいた後、
オフィスに戻った時の話です。

その日の私は、スーツのジャケットを脱ぎ、
デスクで事務作業を行なっていました。

すると、目の前のデスクに座っていた当時の課長に、
Yシャツの下に着ているインナーの色を指摘されました。

常識のない私は、「インナーは白が基本」ということを知らず
あろうことか真逆の黒いインナーを着ておりました。
とんでもないことです。

知らなかったことは仕方がないから
明日からは白いインナーで来るようにと課長に指導され、
白いインナーを着ることを学びました。

次の日、同じ失敗はしないよう
しっかりと白いインナーを家から探し出し、
万全の状態で出社しました。
社会人たるもの同じ失敗は許されません。

その日も1日、先輩のアポに同行させてもらい
多くの学びとともにオフィスに戻り、
昨日と同じようにジャケットを掛け、
事務作業を行なっておりました。

すると課長から、
「Yシャツのボタン少し開けてみて?」と言われました。
今日のインナーの色の確認かな?と思いつつ
ボタンを少し開けてインナーを見せました。

インナーの色は白です。問題はありません。
しかし、課長に「1回ボタン全部取ってみて」と言われました。

おっかしいな、白のはずなのにな、と思いつつ
ボタンを全部外した時に理由が分かりました。

なんとインナーの正面に

「やられたらやり返す!倍返しだ!」

先輩のアポに同行した1日の終わり、
営業がこの世で1番言ってはいけない文字が
荒々しい筆使いでデカデカと書いてありました。

その日、私は文字が書かれたインナーも良くないという
社会人としての常識を学びました。

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