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座右の銘間違えて変更した話

皆さん、自分の座右の銘はありますか?


やっぱり座右の銘を聞かれてスパッと答えれる人は
人間として深みがあると勝手に思っています。


そんな私も学生の頃、
ふと目についた一文を座右の銘にしていました。


それが、


「お前は1年前の悩みを覚えているか?」です。


この一文の真意は、


「大体の悩みは1年後には忘れてしまうような
 小さい事だから、前向きに行こう!」


みたいなことです。


当時の私はこの一文にハッとしました。
よく、悩みとかあるの?って聞かれるんですが
この一文に出会って変わった気がします。


本当に、今の悩みなんて1年後には
どうでもいい事と思わせられれる回数が増え、
悩みが減りました。


ここで、終わっておけばよかったんです。
ここまでで終わっておけば良かったんです。


本当はこんな座右の銘なんて必要のない
スーパーポジティブ人間の私はこの考えを
自分の都合のいいように拡大解釈していきました。


「この悩み、どうせ1年後には忘れてるな~、笑お」


「そもそも、この地球には自分より辛い人なんてごまんといるな、笑お」


「広大な銀河にある1つの星に過ぎない地球、その中の自分の悩み小さ過ぎ、笑お」


気がついたら時間軸を飛び越え、
銀河で物事を考えるようになっていました。


恐らくその期間でした選択の中には、
1年後にも影響を与える事柄もあったように思います。


過ぎたことは悔やんでも仕方ないです。


しかし、この過ちに気付いて以来、
私の座右の銘は「石橋を叩いて渡る」に変わりました。

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