さからわないことが秘訣です
先日の暴風雪で砂川市のJRの駅構内で特急と
作業中の除雪車が衝突する事故がありました。
当日は地元でもホワイトアウトのような様子で
外出は諦めひたすらろくろを回していました。
翌日例年のように吹き溜まりができていました。
吹き溜まり対策の除雪方法に切り替えたのですが
これを『雪掃き』と名付けました。
先日ラジオを聞いていて知ったのですが
天気情報などでは『雪掻き』と言っていますが
北海道では『雪はね』と『雪投げ』があるそうで
『雪投げ』は初めて聞いた言葉でした。
では『雪掃き』は何かというと箒で雪を掃いて
滑らかな雪面を作る『逆らわない除雪』です。
段差がないので風で雪が飛ばされ吹き溜まりが
できにくくなります。
自然に逆らわずうまく受け流すのが秘訣です。
先日ゆびろくろの研修に東京からやってきた二人が
ゆびろくろで使うためのゆび棒を作ってきました。
でもせっかく作ったのに折れやすいと言います。
折れやすいのは先端の丸い部分が小さい場合です。
これは自分でも何度か失敗していこともあり
その原因はすぐにわかりました。
木には木目があります。
今回使う板の場合右側の方が木目が通っています。
左のように木目が通っていると良いのですが
右のように木目が斜めだと折れやすくなります。
市販の板の場合、鋸で指ぼうの部材を作ると
木目を無視してしまうので、その対策として‥‥‥
まず板を木目に逆らわず割っていきます。
画像のようなオールナットは木目が複雑なので
柾目の板を割るような結果は期待できません。
割った木の棒は両端の太さの違いが大きいので
とりあえずそれに逆らわずに太さを整えます。
多くの場合画像のようなバット状になります。
その後ヤスリで表面を滑らかにしていきます。
後は先端の球を削り出していくだけで完成です。
木目に逆らわなければ壊れにくくなります。
除雪でもカミさんについても同じことです。ワラ😀
💛 🇺🇦 💙
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