見出し画像

考え方一つでスッキリとすることも

今年はこのコロナ禍で振り回されてしまい
大変な1年だった人がほとんどだったと思います。
私にとっても予定していた2人展が開催できるのか、
時期を延期したらその時は収束しているのかなど
思いつくことはネガティブなことばかりでした。

延期が決まり、3ヶ月の余裕が生まれました。
当初予定していた額縁ハウスは3点だったのですが
あと3点ほどは作る事ができることになりました。
どうしても作りたかったのが、北斎の娘でした。


もう一つは飛ばさなくなったラジコンヘリの部品や
緩衝材として使われ、捨てるだけの細いダンボール
など利用して人類が消えた未来の世界の表現でした。


気が付いてみると、コロナ延期というマイナス要素が
応為の江戸時代から人類が消えた未来までという
大きな時間的な流れを作ってくれていました。

画像1

ミニチュアが見たいと珍しく電話がありました。
通院してから2名で工房に来られるというので、
時間帯を約束し、この時とばかり工房の中掃除もし
市外の方達らしかったのですぐ見られるように
パッキングから取り出し、1時間かけて並べました。

画像2

でも、約束の時間が過ぎても何の連絡もありません。
もしかしたら、1日間違えたかと思い直し、
カミさんも翌日まで待ってはというので待ちました。
やはり翌日も何の連絡も何もありませんでした。

初めは何と失礼な人なのかと思ったのですが、
地元のその病院は紹介状がないと診察してもらえない
基幹病院なので、もしかすると、検査即入院という
どうにもならないことが起きたのかも知れません。

画像3

そう考えると特に怒るようなこともないと思え、
せっかくの機会なので、ミニミニギャラリーの
古い作品などを取り替えたりすることにしました。

窓の画像の右下に薄く写っているミニギャラリーは
雪があるので窓の近くまで来れず見てもらえませんが
今できることをしただけで、気持ちが整理され、
心もミニミニギャラリーもスッキリしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?