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次につながってくれたらね
夏頃にアイスホテルの額縁ハウスを作るため
まずは氷柱からと思い、レジンで作りました。
氷柱はできたものの部屋のアイデアが固まらず
計画は鼻から頓挫していました。
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少し前にミニチュア生け花用の敷板作りに
レジンを使ったこともあり、
なんとかしなければと再度思い始めました。
とりあえずできそうなことから手をつけ始め
そうする内にアイデアも湧くかもしれません。
作っておいても全体計画にあまり差し障りが
なさそうなものはベッドぐらいでしょうか。
ベッドを作っている内に枯れかけた脳が
活性化することを期待するしかできませんが
それでも前進する一歩になるかもしれません。
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貫入という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
簡単に言えば焼き物の表面にできるヒビです。
これまでも3種類の貫入釉を使っていましたが
どの貫入釉も貫入が入ったことがありません。
貫入釉の使用方法では釉の厚さが3ミリとあり
ミニチュアだと1ミリ厚程度が限界なので
それが貫入のできない原因なのかもしれません。
今回使った氷裂貫入釉も同じだったのですが
気がつくと貫入が入っているではありませんか!
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それならこれまでやりたかった墨入れをして
貫入をはっきりさせてみることにしました。
普通なら墨汁を使うのですが、ありません。
そばにあったのがミニ凧用の筆ペンでした。
ちょっと塗って試してみると使えそうです。
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貫入ができた原因を考えてみたのですが
これまでと違うのはカフェカラーを塗り
一度800度で焼き止めをしてから
氷裂貫入釉をかけただけなのです。
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これまでどうやってもできなかったことが
偶然にできたのはラッキーでした。
同じ方法を使うと他の貫入釉でもできるかも。
またまたやる気が起きた貫入釉でしたが
アイスホテルにもつながればなぁ〜なんてね。