地味だけど‥‥‥
カミさんから「久治君が出ているよ」と
突然インターフォンがかかってきました。
いとこの久治君は札幌で役者をやっています。
これまで映画にもCMにも時々出ていました。
このところ毎日のようにコープの家族葬の
テレビCMに登場し、アイスを舐めながら
ブランコの上で葬儀の感想を語っていました。
これは髪の毛の様子や本人の雰囲気からして
ハマり役だなとは思っていました。ワラ😆
実は料理を作らせてもプロ級の腕前なので
奥様は箸を持って待っていればいいだけです。
また美術的に見えるほどの達筆な字も書ける
器用な面のあるいとこなんです。
今回は閉店するおにぎり屋のオーナーの役で
HTBの開局記念ドラマに登場しました。
調理の場面もあるのでこれはまさにハマり役!
北海道の地味な放送局の渋い役柄に
ぴったりの役者になったものだと思います。
渋いといえばこれまでずうっと
気になっていたことがありました。
それは釉薬の光沢についてです。
特にミニチュアでは光沢が出過ぎると
本物感が失われることに気づいていました。
光沢の少ない釉薬にはマット釉があります。
それでも画像のような光沢が出てしまいます。
この上から金液やパラジウム液を塗っても
渋くはならないのでマットの液を使いました。
それでもまだまだイメージとは遠かったので
さらに渋くするために艶消し剤を混ぜた
緑色の上絵の具を上からかけてみました。
これでまあまあになったように見えます。
ここからは本題の渋い釉薬の話なのですが
釉薬がマットになる添加物を見つけました。
1kgで販売されていたので購入しましたが
手持ちの釉薬に加える比率がわからず
試行錯誤するしかありません。
2カ所の骨折の状況が良くなってからですが
地味な作業がこれからも続きます。